マンダラって一体何?


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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.9.15


曼荼羅(マンダラ)というものがあります。
でも、それが何を意味するのか、
知っている人は少ないと思います。

弘法大師の法脈を嗣ぐ高野山真言宗の
管長を務められた松長有慶さんが
分かりやすく解説されます。

────────[今日の注目の人]───

☆ 弘法大師・空海の生き方 ☆

松長有慶(高野山真言宗前管長)
  

※『致知』2016年10月号【最新号】
※特集「人生の要訣」P68

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曼荼羅は、多面的な価値観の
象徴なんですね。


21世紀のいまの社会は、
何かにつけて
一元的な価値観が最優先されます。
グローバリゼーションというのは、
まさにそれでしょう。

邪魔者は切り捨てろと言わんばかりに、
一つの目標に一目散に
突き進んでいるわけですが、
曼荼羅の世界観はその真逆です。


松長氏・追加②


欠陥品や余計なもの、
邪魔なものを集めてきて、
一つの社会をつくる。

一つひとつを見れば欠点が多くても
全体を支える
掛け替えのない分担者であり、
それらが集まって
完璧な全体をつくり上げる、
というのが曼荼羅の世界です。


この考え方は、
人間一人ひとりのよさを生かし、
理想の世の中をつくる上では
非常に大事な思想だと思います。



※曼荼羅を説いた弘法大師もまた、
 そのような
 心の広い人だったようです。
 
 弘法大師の生涯と教えは、
 『致知』最新号で紹介しています。



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   『致知』推薦の言葉
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[日本人の心のテキスト]

明治維新のころ、
日本の国是は“和魂洋芸”でした。
いまは“洋魂洋芸”です。
『致知』は“和魂洋芸”をさらに
“和魂和芸”に発展させる
“日本人づくり”のテキストです。
38周年おめでとうございます。

 ── 童門冬二氏(作家)

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