『致知』で振り返る2015【Vol.1】 読者の心に響いた『致知』の言葉


この一年も、月刊誌『致知』には本当に多くの
各界一流の人物にご登場いただきました


今年一年の『致知』を振り返って、
どんな記事が思い浮かぶでしょうか?

あの記事はよかったな。
あの対談のあそこがよかった
!
など、いろいろあるかと思います


そこで本日から31日(木)までの間に、
読者の方から反響の大きかった記事を取り上げていきます。


あなたのイチオシの記事もあるかもしれませんよ

 

『致知』で振り返る2015【Vol.1】

  「指導者の心得」

        太田 誠(駒澤大学野球部元監督)
               ×
        大八木 弘明(駒澤大学陸上競技部監督)

                 ※『致知』2015年1月号
                  連載「堅忍不抜」より

 


 (右:大八木監督   左:太田監督)

 



【太田】
いま言葉の大切さに触れましたが、
それ以外にも指導者が心掛ける
べきことがいくつかあると思います。
【大八木】
ぜひお聞かせください。
【太田】
まず、指導者には根気が必要です。
自らやり遂げた上で選手にも
やり遂げさせなければなりません。
だから根気が大事。
 
次に丹誠、真心。それから情熱。
やっぱり熱い思いがなければ
選手はついてきません。
それと要求する力。
選手にこれまで以上のエネルギーと
これまで以上のプレーを要求する。
これは大事なことだと思います。
そしてやっぱり知力が必要です。
リーダーは動かなきゃダメです。
汗をかいて、その中から得た
知恵というのは強いですよ。
パソコンから引っ張ってきたものは
知恵にはならないんですよ。
【大八木】
いま太田先生がおっしゃったのは
指導者が本気である、
ということじゃないかと思うんです。
私はその本気をどうやって
学生に見せるかといったら、
言葉ではなく姿だと思っています。
 
やっぱり姿を見てもらったら
分かるという感覚はあります。
【太田】
はぁ、すごいことを言ったね、
いま。さすが名監督だ。
私は35年間、学生たちにいろいろな
言葉を伝えてきましたが、
一番多かったのは


「姿(すがた)即(そく)心(こころ)、心即姿」

だったと思います。
読んで字のごとく、姿が心をつくるよ、
心が姿をつくるよ、ということです。
心が動けば、足も動き、
フットワークも軽くなって、
守備範囲が広がります。
それは野球に限った話ではなく、
心の守備範囲が広がれば出会いや発見が生まれ、
人との付き合いも深まっていきます。
逆に範囲が狭くなって消極的になれば、
悲観したり、相手を批判したり、
物事を否定的に捉えるようになる。
そうなれば、いい仕事もできないし、
いい人間関係もいい家庭もできません。
 


やっぱりすべてスタートは心なんですよ。

 


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『致知』には、心に響く言葉がたくさん載っています
ぜひあなたの名言を見つけてください



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