会社で~社内木鶏会のご紹介~ 社内木鶏会で、我が社はこう変わった

監督 森本琢朗様

企業プロフィール

札幌日本大学高等高等学校
野球部監督 森本琢朗 様

学校名/学校法人札幌日本大学学園 札幌日本大学高等学校
部活動名/野球部
創部/昭和60年11月2日
所在地/北海道北広島市虹ヶ丘5-7-1
部員数/62名

1980年、昭和55年生まれの45歳。
大学卒業後、母校である札幌日本大学高等学校に
教員として戻り、コーチ・部長を経て、
監督に就任。

学内木鶏会は、
「個の成長とチームの一体感をつくる」
~高校野球を通して日本全国大に夢と感動を与える~




勉学と部活動の両立で甲子園優勝を目指す

野球部の活動を通して、こどもたちが成長し、社会で活躍できる人“財”の育成を目的としています。そのために『致知』を通した人間性の向上とSBTスーパーブレイントレーニングというメンタルトレーニングを軸に野球部の指導を近年はしています。高校野球はたかが3年ですが、この3年間をどう過ごすかで、こどもたちの人生に大きく影響を与えると感じています。

野球部員は、総合進学コースに主に所属し、勉学と部活動の両立をしながら甲子園出場そして甲子園で優勝することを目標にしています。近年の成績(過去5年)は優勝1回、準優勝2回、ベスト41回、ベスト85回と北海道では安定した成績を残しています。

野球部の進路としては、日本大学をはじめとした東都リーグ所属の大学や東京六大学、関東や東北の強豪大学、道内の私立大学に推薦入試で進学する生徒が多くなっています。後ほど、木鶏会の成果の1つとして述べさせていただきますが、ここ数年は国公立大学に挑戦し合格する生徒も出るようになってきています。

2019年10月号 情熱にまさる能力なし

人生の柱である仕事にどう向き合うか

私の『致知』との出逢いは、慶應義塾大学野球部のメンタルコーチである吉岡眞司さんより2019年から贈呈していただいたことがきっかけでした。

恥ずかしながら、それまでの私は
『致知』という本の存在すら知りませんでした。

ただ、社会人になってから読書の習慣はあり、
野球関係のものから松下幸之助さんや稲盛和夫さんの経営学に関する本など月に3冊ほどは読んでいたので、その中の1冊として読むようになりました。

成功者の方々がどのような経験をされ、
どのような心構えで人生の柱である仕事に向き合っているのか、そして苦難や困難、逆境をどう乗り越えてこられたのか、それらの考え方や熱意は私自身の学びとなり、自己関連付けながら読むと、心の栄養や支えにもなりました。

学内木鶏会導入後に直面した新型コロナの感染拡大

『致知』を読めば読むほど是非選手にも『致知』に登場されている方々のことを伝えたいと思い、毎日745分から実施している朝ミーティングの30分の中で私から話をするようになりました。

その土台もあり、2022年は春の北海道大会初優勝そして夏も甲子園にまであと一歩届きませんでしたが決勝まで進み、本校野球部としては過去最高の成績をおさめることができました。そのメンバーには2年生が6名入っており、秋も期待されているチームでしたので、2022年の新チームから、本格的に『致知』を通じた木鶏会の導入をさせてもらいました。ところが9月に入り、秋季大会直前にチーム内で新型コロナウィルスがひろがり、大会を辞退することになりました。この衝撃は1・2年生にとって非常に大きく、最初の秋季大会に出場できない苦しみを味わいました。約2ヶ月の活動自粛を経て11月に練習を再開しましたが、年明けに再び感染が広がり、1月中旬から再度活動停止となってしまいました。

 

保護者も参加する学内木鶏会の様子

人間力は技術の進歩を加速させる

3月にやっと1時間でしたが活動が再開し、シーズンを迎えました。
選手たちは大会辞退や2度の練習自粛を経験しながらも、その状況を受け入れ最善を尽くしていました。
これは『致知』を読み続け、木鶏会で人間力を磨いた賜物だったと思います。

振り返ると約1年間のうち5ヶ月ほど練習できない期間があり、他校との差は大きくなりましたが、2023年夏は準々決勝でプロ入りした投手に僅差で敗れる健闘を見せ、大変立派な戦いでした。この経験から「人間力は技術の進歩を加速させる」ということを改めて実感しました。
卒業後も各大学の監督から「これだけチームに貢献し、素晴らしい言葉を持っている選手はなかなかいない」と高い評価をいただき、人間力の成長が確かなものであったことを感じました。だからこそ木鶏会は継続すべきと考え、保護者の協力を得て続けてきました。現在では『致知』を読み木鶏会を行うことが、確実にチームの文化として根づいています。

『致知』がもたらした、選手たちの勉強面の変化

『致知』を読み、木鶏会をするようになって、勉強面にも大きな変化がありました。

まず年間4回ある定期考査の成績や順位が見違えるように良くなりました。野球部の選手たちは、朝5時〜6時ごろ起床し、7時30分に学校に集合してミーティング。9時から15時まで授業を受け、16時前から練習し、全体練習は20時まで、自主練習は21時まで行います。帰宅すると22時頃になり、夕食・入浴を経て23時過ぎに就寝するため、毎日勉強する時間はほとんどありません。

その中で、休みの日や朝読書の時間に『致知』を読みます。当初は教科書も十分に読めない中で『致知』に時間を費やすことに懸念もありましたが、読むほど授業に対する姿勢が良くなり、短時間での集中力も高まっていると感じています。また内容が難しいのではとの懸念もありましたが、高校生は高校生なりに理解し、磨くほど感受性も高まると実感しています。

学内木鶏会が育んだ生徒たちの挑戦する心

木鶏会を本格的に導入した1年目は、
和歌山大学や鹿屋体育大学といった
国公立大学をはじめ
中央大学などの難関私立大学に進学し、
2年目であるこの4月には、
北海道で一番偏差値の高い北海道大学に
野球部からは初めて現役で合格しました。

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