脳神経解剖学の世界的権威であり、第16代京都大学総長を務められた平澤興先生。

「人間には無限の可能性がある」
「人間には140億個の神経細胞があるが、
 それを全部使い切ったものは一人もいない」

人間に秘められた大いなる力と可能性を生涯にわたり探究し続けた哲人の言葉は、今日を生きる私たちに力を与え、明日への活力を湧きたせてくれることでしょう。

京大総長・平澤興氏の不朽の名語録集

定価1,100円

『生きよう今日も喜んで』

本書は何気ない出会いと感動の付き合いのなかから生まれた。
平澤興先生は京都大学総長を務められた神経解剖学の世界的権威。
それ以上に人間と人生に透徹した目を持つ教育者として知られる。
そんな平澤先生と知り合った関西師友協会副会長の豊田良平氏は、その人間性に深く傾倒、付き合いのなかで平澤先生の言葉を書き留めておいた。
それをまとめたのが本書である。珠玉というにふさわしい言葉はどれもが深い知恵に彩られて感銘深い。
一気に読み通すのではなく、折に触れてページをめくり、一語一語を味わっていく。
そんな読み方が心の糧となる本である。

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今なお色褪せぬ平澤興氏の原点

定価2,700円

『経本折 平澤興「座右之銘」真筆』

全長2.5m。心を鼓舞される、平澤先生20歳の決意

世界的な脳神経解剖学者で京都大学総長も務めた平澤興氏が大正10(1921)年元日、20歳の時に墨書した「座右之銘」が経本折のポケット判となって登場です。

「常に人たることを忘るること勿(なか)れ 他の凡俗に倣(なら)ふの要なし 人格をはなれて人なし ただ人格のみ永久の生命を有す」
で始まる決然たる意志、自身に対する叱咤と激励が込められた若き日の一文です。

この座右之銘は、元日未明に起床、天地神明を拝して墨書し、元日の祝膳につく前に祖先の霊に備え、その実行を誓ったものといわれます。
平澤氏は長さ1・6メートルにも及ぶ書を手に、京都・八坂神社に参拝し、学問の道に生きることを誓いました。

この自らへの誓いをA4・三つ折りサイズ(縦200×横88ミリメートル)に収めた本書は、スーツの内ポケットにも収まるコンパクトサイズ。
全長2・5メートルにも及び、ページを開くたび、心を鼓舞されることでしょう。

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熱誠の生き方に学ぶ


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プロフィール

平澤興 ひらさわ・こう
明治33年新潟県生まれ。京都帝国大学医学部を経て、大正13年京都帝国大学医学部解剖学教室助手。翌年同学部助教授。15年新潟医科大学助教授。昭和3年からスイス・ドイツ等に留学後、5年同大学教授。翌年、日本人腕神経叢の研究により医学博士号を取得。21年京都帝国大学教授。32年から京都大学総長を2期6年間務める。38年同大学名誉教授。その後、京都市民病院院長、京都芸術短期大学学長などを歴任。45年勲一等瑞宝章受章。平成元年6月17日、心不全のため京都市内で没。

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