「念ずれば花ひらく」
このわずか8文字の短い一句からどんなに大勢の人々が力づけられ、生きる勇気を与えられてきたことでしょう。
この言葉は、すべて人生の重荷を負う人々の共通の祈りの言葉となったとさえいえるかもしれません。

「詩に生き詩に死す」と、97歳で亡くなる最晩年まで、一日も休むことなく詩業に命を燃やし続けた詩人・坂村真民氏。
その生涯で遺した詩は1万篇以上にも及びます。

「坂村真民氏はわが国現存の詩人の中では、わたくしが一ばん尊敬している詩人である」
国民教育の師父・森信三師がそう評した真民氏。
午前零時に起床し、自らを厳しく律しながら紡がれたその詩は、時に悲しみに寄り添い、時に弱くなった心を鼓舞し、生きる勇気を湧き立たせてくれるものばかりです。

心に深く沁み入る366の名詩を精選

定価2,200円(税込)

『坂村真民一日一詩』

一日一詩読むだけで、生きる力が湧いてくる――

長年、真民詩に魅せられ、人生を歩む道標としてきた『致知』編集長の藤尾秀昭が膨大な詩作の中から心に深く沁み入る366の名詩を精選。
渾身の力を込めて編纂に当たりました。
「先生の魂の遍歴をも読み取っていただきたい」との思いから、詩は原則として年代順に構成されています。

一すじに 生きたる人の尊さ 
一すじに 歩みたる人の美しさ
われもまた 
一すじに 生きん
一すじに 歩まん

「人生に口ずさむ言葉を持て」と、生前、真民氏はよく言われました。
一日一詩ずつ、声に出して読むことで、その言葉がより深く心に響いてくることでしょう。
全424頁の豪華製本。座右に置き、繰り返し紐解いていただければと願っています。

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真民詩の世界に触れる


幻のインタビュー集

後生の日本に託す思いとは


プロフィール

坂村真民 さかむら・しんみん
20歳から短歌に精進するが、41歳で詩に転じ、個人詩誌『詩国』を発行し続けた。仏教伝道文化賞、愛媛県功労賞、熊本県近代文化功労者賞受賞。
一遍上人を敬愛し、午前零時に起床して夜明けに重信川のほとりで地球に祈りを捧げる生活。そこから生まれた人生の真理、宇宙の真理を紡ぐ言葉は、弱者に寄り添い、癒しと勇気を与えるもので、老若男女幅広いファン層を持つ。

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