会社で~社内木鶏会のご紹介~ 社内木鶏会で、我が社はこう変わった

株式会社銀座社長 薄田誠 様

企業プロフィール

株式会社銀座
社長 薄田誠

事業内容/作業服、作業用品の販売
創業/1965年5月
所在地/新潟県新潟市東区山木戸4-13-12
社員数/75名

失意の底から私を救ってくれたもの

新潟県で作業服、作業用品の販売業を営む当社が、社内木鶏会を導入したのは十三年前、平成二十年のことでした。社内木鶏会を始める際、社員の抵抗に遭って苦労したというお話をよく伺いますが、当社の場合は逆でした。恥ずかしながら、社長である私自身が抵抗勢力だったのです。
代わりに当社で社内木鶏会の導入に尽力してくれたのは、『致知』愛読者の社員でした。幸い、当社にはポジティブな社員が多く、皆が前向きに取り組んでくれたおかげで、美点凝視という美風が会社に着実に根づいていきました。
しかし、当時の私は最愛の娘を難病で亡くしたばかりで、深い失意の底にありました。『致知』が素晴らしい雑誌であることは十分理解していましたが、なかなか手に取る心境にはなり難かったのです。皆の前で前向きな感想を述べることが辛く、当初は何かと理由を付けては欠席しがちでした。いま思えば、経営者の責任を放棄していたと言わざるを得ません。
しかし、『致知』の一流人のお話や、藤尾社長の「特集総リード」にある教えからは、逃れることはできませんでした。社員に背中を押されるようにして会に参加するうち、私の心は少しずつ前向きになっていったのです。
節目になったのが、令和元年の社内木鶏全国大会でした。同年の娘の十三回忌で自分の心に区切りをつけたいと考えていた折、発表企業として選ばれ大舞台に立たせていただいたことは、当社にとって大きな自信となり、会社の一体感もさらに強まりました。
社内木鶏会の導入を主導し、休むことなく続けてくれていた社員に心から感謝すると共に、継続がもたらす力の大きさをつくづく実感しています。

社員が長く働ける会社にするために

早いもので、当社が社内木鶏会を導入して十三年。令和三年十一月の例会で第百四十八回を数えるまでになりました。このコロナ禍でも作文提出形式で開催を続け、導入以来一度も休むことなく継続しています。
といっても、私たちの中ではことさらに頑張って続けているという意識はありません。社内木鶏会が完全に習慣化され、開催が当たり前になっているからです。致知出版社の社内木鶏会推進リーダー育成塾にも全社員が参加して、常に新しい運営方法を学び、他の実施企業から刺激をいただいていることも継続の力になっています。
最近は、各店舗でもスタッフ同士の社内木鶏会も始めました。共に働く身近な人に、日頃言えない感謝を伝える貴重な場にもなっており、チームワークの向上に大きな効果が出ています。
自身の経験に基づき、社員が長く働けるよい会社にすること。そして、各々の大切な人に何か問題が起きても、全員で助け合える会社にすることを私は目指しています。社内木鶏会を通じて、入社してよかったと社員から言われる会社になると共に、事業を通じて小売業で働く人に光を当て続けたいと願っています。

第9回 社内木鶏全国大会での会社紹介映像

動画で見る『致知』


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