会社で~社内木鶏会のご紹介~ 社内木鶏会で、我が社はこう変わった

慶應義塾大学体育会野球部 監督 堀井哲也 様

部活プロフィール

慶應義塾大学体育会野球部 
監督 堀井哲也 様

学 校 名/慶應義塾大学
創   部/1888年
所 在 地/神奈川県横浜市港北区下田町2‐ 14‐5
野球部員数/ 170名

選手から声が上がり、木鶏会を全部員で導入

二年前から監督を務める慶應義塾体育会野球部が、今年六月に開催された「第七十回 全日本大学野球選手権記念大会」にて日本一に輝きました。同大会での優勝は実に三十四年ぶりとなります。
その背景には選手一人ひとりの奮闘努力はもちろんのこと、今年二月からチーム全員で取り組んでき『致知』の勉強会「木鶏会」の学びがありました。
高校時代の恩師の紹介で『致知』を購読し始めたのは、いまから七年前のことです。以来、自分の関心のあるスポーツ関係の記事を中心に読み続けていたのですが、正直、当時はまだ『致知』のよさを真に理解できていなかったように思います。
そうした中、「『致知』をより深く学ぶためにはどうしたらよいだろうか」と思っていたところ、ある会の席で木鶏会の存在を知る機会があり、「これはぜひ野球部でもやりたい」と思いました。
ただ、上からの押しつけでは続きませんから、主将や幹部と相談しました。すると、主将を中心に選手たちのほうから「私たちは〝日本一になりたい〟。そのためにもぜひ取り組みたい!」という声が上がり、全部員で木鶏会を導入することとなったのです。


人間力を高めて 勝ち続ける盤石なチームへ

全部員百七十人で『致知』の学びを深める中で、選手たち、チームの変化を確実に実感していきました。
例えば、この子は恥ずかしがって本音は言わないだろうなと思っていた選手が、木鶏会では自分の思いを率直に伝えているのです。
また、入部したばかりの学生が自分の意見を臆せずどんどん発表しているのも印象的でした。これは皆が「素心」になり、お互いのよいところを褒め合う「美点凝視」を基本とする木鶏会だからこその変化だと思います。
私は選手たちの素直な心を引き出すこの木鶏会の仕組み自体に大変感動しました。試合でも、選手同士の声掛けが活発、前向きになり、それぞれのよさがプレーにより現れるようになりました。
また、選手たちの態度が落ち着き、相手チームの姿勢や優れたプレーを尊敬する態度も身についてきています。
やはり、こうした精神的な面での選手たち、チームの成長が、冒頭に述べた三十四年ぶりの優勝へと繋がっていったのでしょう。
私自身も毎号『致知』の記事や言葉を引用し、指導者としての思いやメッセージを選手たちに伝えています。
渋沢栄一など歴史の偉人、経営者の記事であっても、球に通じるヒントが数多くあるのです。いわば『致知』は、私の思いを伝えるためのよき〝教科書〟だと言えます。
人間は生きている以上、これでいいというゴールはありません。チームや組織も同様で、存在する以上、常にいろいろなことから学び、成長・成熟していくことが求められます。 私の座右の銘は小泉信三・元慶應義塾長の「練習ハ不可能ヲ可能ニス」という言葉です。これからもその言葉を胸に、日々練習を積み重ね、木鶏会に学び、どんな状況にも負けない、勝ち続ける盤石なチーム作りに力を尽くしていく思いです。


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