第189回 致知出版社「社内木鶏会」を開催しました!

社員の日常

現在、全国1,300社を超える企業様で導入いただいている、月刊誌『致知』をテキストに、会社内で人間学を学ぶ「社内木鶏会」。わが社では最新号特集「不惜身命 但惜身命」を使って、社内木鶏会を実施しました!

5月号 特集「不惜身命 但惜身命」


~今月号の推薦記事~

【1】 特集総リード「不惜身命 但惜身命」(P.8)
【2】 「人生も経営も試練が成長をもたらす」(P.20)    (シャトレーゼホールディングス会長・齊藤 寛)
【3】「乗り越えられない試練はやってこない」(P.52)
   (堀内志保・堀内詩織)

【1】特集総リード「不惜身命 但惜身命」

データ管理部 20代女性   今月号の『致知』総リードで「不惜身命・惜身命」という言葉に初めて触れさせていただきました。最初は矛盾するように見えた言葉ですが、総リードから今月号の記事を読み進めていく中で、この二つは両立することができ、人生を切り拓いていく上でどちらも重要であるということを学ばせていただきました。  この学びを経て、もう一度総リードに立ち返ってみると、安岡先生の「道というもの、法というものは何にも代え難い尊いものであってその尊いものを求め行ずるためにはこの身この生も惜しまない」「その尊い法を求め行ずるが故に身命を惜しむ」という言葉が、最初に拝読した時よりもずっと心に響いてきました。  この言葉について考えると、不惜身命・惜身命の呼吸を身につけていくためには、まず道の尊さを自覚していることが前提であるとわかります。そして、私は人間を修める人間学という道の尊さを本当に求め、行じているだろうかと自問しました。すると、心の奥底からは人間学を学び、実践していきたいと思う気持ちが湧き出ていますが、心の表面にはそんな気持ちを塞ぐ雑草が生えている時があると気付かされました。致知出版社に入社させていただいてからは、社長のご講話をこれまでより多く拝聴させていただいたり、『致知』の言葉を身近に用いる環境に置いていただいていることもあり、心の雑草は生えづらくなったと感じていますが、それでも人間学についていつも一点の曇りなく心が澄んでいるかというと、そうではない時があります。ほとんど雑草が生えていという次元ではなく、一点の曇りなく、というところが難しいと思いますが、それくらいの強い思いにするためには、環境に影響されるのではなく、自らが強く道の尊さを信じ、求めなければならないと決意を新たにさせていただきました。そして、その道の尊さが本当にわかったとき、不惜身命・惜身命の呼吸を両立できるのだと思います。  私が不惜身命・惜身命の呼吸を本当に身につけるまでにはまだまだ修養が必要ですが、今回考えたその境地にいきつくまでの道のりをひたすらに歩んでいきたいと思います。まずはいつも一点の曇りなく、人間学を求め、行じていく姿勢を習慣にして参ります。

【2】人生も経営も試練が成長をもたらす(シャトレーゼホールディングス会長・齊藤 寛)

致知編集部 30代女性   シャトレーゼは、私にとってとても思い出深い会社です。自宅から車で15分ほどの距離に店舗があり、小さいころによく父と共に行って、冷凍庫いっぱいのアイスを買い込んでもらった記憶があります。家族皆それが楽しみで、また父自身も大量買いをすること自体をとても楽しんでいたような記憶があります。ですが、そのシャトレーゼの創業の経緯や事業拡大の歩みというのは今回企画に上がるまで一切知らず、記事を読んでその背景を知り心から感動いたしました。  家族で大量に買い込んでいた頃は既に直売で安価に販売していましたが、それも実は苦肉の策で、スーパーで商品を置いてもらえなくなってしまったから仕方なしに始めた直売だったこと。齊藤さんのこれまでの経営人生にはいくつもの逆境がありますが、その逆境を見事成長の契機に変えておられるお姿に、経営者というのは言い訳もできず、ただ前進していくのみの人生なのだということを教えられます。特に89歳のいまなお「ing」の精神で仕事に打ち込んでいるということ。それはお顔写真からみても非常によく伝わってきます。  これまでの人生に3つの逆境があったとお話になっていますが、そのうちの2つ目、工場の全焼と幹部の病死や離職。これほど大変な時期はなかったのではないかと思います。経営的にも頼れるものはないし、周囲に相談できる人もいなくなってしまった。その中で頼れるのは自分自身だとより一層奮起して、孤軍奮闘されてこられた歩みに感動しました。そしてその過程で企業経営はトップの強力な牽引力だけではダメだと気づいたのが3つ目の逆境。売上が大きな会社とはいえ、年商100億円も下がるというのは普通ではありません。トップが離れたことによる売上ダウンを解消するために生み出したのがプレジデント制度ですが、これは稲盛和夫さんが生みだしたアメーバ経営ととてもよく似ています。同世代を生きたお二人ともが必死に仕事に打ち込む中で自ら掴み取ったこの経営の法則、それを生み出していく歩みに、私も学ばせて頂かなければならないと感じています。  総リードで紹介されている稲盛和夫さんの言葉とも重なりますが、全力で仕事に打ち込むことの真の楽しさや喜び。それは体感した人しか分からない極上の喜びです。頂上に登り切った先に見える光景を、その喜びを少しでも掴めるよう、日々精進してまいります。

【3】「乗り越えられない試練はやってこない」(堀内志保・堀内詩織)

致知編集部 30代男性   事前に堀内志保さんと電話でお話したところ、「自分たちは致知で話せることはない」と謙遜されていました。しかし、当日、実際にお二人にお会いしてみると、心臓の病気のこと、独り暮らしのこと、成人式のことなど、いろんな話が出てきて、サプライズで詩織さんがつくった着物を出して着てくださるなど、私の実感としては、まさに「奇跡の親子対談」となりました。取材中は、詩織さんは、時折、涙を流しながらお話していました。今回の対談を通じて、致知編集者の仕事の尊さ、意義、それから醍醐味を改めて認識するとともに、原稿を執筆する過程でも多くのことを学ばせていただきました。特には、人間の人生にはいつどんなことが起こるか分からないということ、幸せな生活は一瞬で真逆になる可能性があること、過酷な現実に直面しても望みを捨てずに行動し続ければ何かが起こること、明確な目標、信念を持つことがよき縁、よき環境を導くこと、人間は誰かの支えがなければ生きられないことを学ばされました。まさにお二人の体験談は、人間の心のあり様、愛情の強さが現実を切り拓いていくことをまざまざと教えてくれています。そして、詩織さんが発した「死んでも構ん」という凄まじい覚悟、命の完全燃焼、これこそが自分の納得する充実した人生を成し遂げるために必要な精神だと感じました。一人ひとりが「死んでも構ん」と思えるものを掴めるか。今回の対談を担当させていただいたことに心より感謝しております。取材を重ねる度に、自らを省み、成長し、周りに貢献していく仕事を実践実行してまいります。

致知営業部 20代女性   御二方の対談を通して、親子の絆の強さを感じると同時にお母様である志保さんの信じ抜く力そして詩織さんの苦難を乗り越え続ける姿に感銘を受けました。私自身も平成11年生まれということもあり、詩織さんの人生年表と重ね合わせることで悪性小児がんの怖さを痛感しました。私は幼少期に一度、大きな手術をしたものの今現在、何不自由なく生活できていることが如何に幸せで当たり前のことではないと改めて感じました。  志保さん詩織さんの生き方を通して私たち自身が学ぶべきポイントは、大きく分けて2つあると考えます。第一に、1つの概念に捉われない点です。「病気だから」という理由で、行動の幅を狭まるのではなく強い意志を持って何事にもプラス考える習慣が必要不可欠であると学ばせていただきました。そして、志保さんが仰っていたように「試練は乗り越えられる人にしか与えられない」という言葉が本物であると、詩織さんが証明してくださっているように思います。  「とにかく日々を後悔しないように生き抜く、自分が本当に納得する日々を積み重ねる。」ことを私自身も見習い、価値ある1日1日を送って参りたいと決意しました。そして第二に、詩織さんのお人柄です。本当の意味で強さと優しさを兼ね備えたお人柄には、学ぶべきものが多いと考えます。5年後の生存率ゼロ%の命を生き抜く上で「人に生きる力を与えられる人になりたい」と掲げ実行し、成人式ではお母様の志保さんが大事にしている着物を着て、当日を迎えらえたことには尊敬の念が尽きません。 与えていただいた命を大切にすること、日々を懸命に生き抜くこと。そして何より、周りの人を愛し愛されることが大切であると学ばせていただきました。人生の経営者として、これから先の未来がより良い日々となるよう努めて参ります。

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