子孫に明るい未来を

メンテックカンザイ創業者・大滝浩右様

静岡県内の小学校教員に1,390冊を寄贈

弊社は地元静岡で、警備会社・管理会社の管理、清掃・廃棄物処理などを行っておりますが、日頃からお世話になっている地域社会に対して、何らかの形でお返しをしたいと考えていました。そんな時、『致知』誌面で本書を寄贈されている記事を拝読し、これはとてもよい方法だと思いました。
当初は静岡市、清水市内の小学生たちへ贈ることを考えていましたが、昨年行われた「第2回感想文コンクール」成人の部で金賞を受賞された加藤正雄さんが、校長先生としてその感動を全校に伝えられたことを知り、「そうだ。学校の先生方に贈れば、新しく入ってくる子どもたちに末長くその感動を伝えていっていただけるじゃないか」と気づき、教職員の方へ1390冊を贈ることにしました。すると先生方からお心のこもったお礼状が届き、大変嬉しい気持ちになりました。
会社を変え、地域社会を変えていけば、我われの子孫にも明るい未来がひらけてくる――。寄贈に込める私の想いはそのことです。


アメリカで感想文コンクールを独自開催

ミスター寿し・湊陽子様

アメリカ・ダラスの子どもたちに300冊寄贈

アメリカで日本レストラン「ミスター寿し」を営む、『致知』読者の湊陽子さん。1984年に同店をオープンし、昨年38周年を迎えられました。
その湊さんが「皆さんに感謝の気持ちを贈りたい」と地元・ダラス補修授業校の卒業式で、卒業生と在校生のご家族へ『心に響く小さな5つの物語』を300冊贈呈。本書を読んで得られる感動と感激を、ぜひダラス地域の皆様にも体験していただきたいとの思いから、感想文コンクールを独自に開催されました。


日本の未来を築いていく子供たちのために

タカカツホールディングス会長・髙橋勝行様

大崎市内の小中学校41校へ2000冊寄贈

創業当初は家族経営の材木商だった弊社が、今年創業67周年を迎えられたのも地域の皆さまのお支えがあればこそです。皆様に何かの形でご恩返しをしたいと考えていたところ、日本の未来を築いていく子供たちのためにと本書の寄贈を思い立ちました。この本には、夢を持つことの大切さや縁の尊さなど、人が生きていく上で大事な教えが詰まっています。大崎市内の小中学校41校へ2000冊を寄贈し、今年度から児童生徒の教材として使用していただけることとなりました。


人生を生きる上で大切な未来へのメッセージ

シリウス社長・佐藤幸夫様

岩手県紫波郡矢巾町内にある4つの小学校の全児童に1,520冊寄贈

岩手県の矢巾町には、弊社の太陽光発電の出張所があり、随分とお世話になってきた分、なんらかの形でお返ししたいと考えていました。私は人に贈り物をする時に、本を贈る習慣があります。数ある本の中から『心に響く小さな5つの物語』を選んだのは、小学生にも簡単に読めるということ。そして内容が非常に感動的だということです。イチロー選手の作文を始めとして、この本には人生を生きる上で大切な未来へのメッセージがたくさん詰まっていると感じました。よい本は手元に置いて何回も読まれるものです。せっかくですから中途半端な形ではなく、子供たち一人ひとりに一冊贈ってあげようと思いました。
するとさっそく寄贈先の小学校の校長先生からお礼の便りが届き、『致知』の十年来の読者でいらしたこと、先生ご自身が感動され、特に第5話の「縁を生かす」を読んで、教師として非常に教えられることがあると綴られてありました。
矢巾町役場で本書の贈呈式があり、各校長先生4人と、小学校の生徒代表4人、役場の町長さんやマスコミの記者も数名来られました。子供たち全員に配れた、という大きな満足感がありました。
また、弊社の20周年記念パーティーがあり、その時にもこの本を500冊購入してお客様にお配りする予定です。


人生を勇ましく切り拓いていってくれることを願って

中村秀男様

Ⅰ巻・Ⅱ巻を福井県敦賀市内の全小中学校へ4000冊寄贈

私が会長を務める福井県の敦賀シニアライオンズクラブでは、結成10周年の記念事業の一つとして、市内の全小中学校へ『心に響く小さな5つの物語』の第Ⅰ巻とⅡ巻を計4000冊寄贈しました。現在、その感想文コンクールを市内全19校で開催しているところです。
他のクラブや過去の事例では、植樹や時計台の設置などが記念事業としてよく行われますが、私が考えたのは青少年の健全育成に資することです。自分が深い感動を持って読んだ『5つの物語』を元に、子供たちが地域の、引いては日本の未来に希望を感じてもらえるようなことをと考え、会員の賛同を得て本書の寄贈が決まりました。
ただし、単に寄贈するだけは能がありません。いかに付加価値を持たせられるかが重要です。道徳授業や給食時の校内放送、全校・学年集会などを利用して読み聞かせ活動をしてもらえないだろうか。地域にある朗読の会とも連繋を図る他、会員も学校へ出向き、より深くこの本の感動を分かち合ってもらいたいと考えました。
その中で最も懸念されたのは、学校現場の協力が得られるか否かでした。先生方はただでさえ忙しく、夏休みには大手や地元新聞社主催の感想文コンクールが、別の課題図書で行われることが既に決まっています。その上、福井は全国有数の学力上位県で、教育関係者は重責も担っている。一クラブの記念事業に、なぜ協力しなくてはならないのかと反発の声が挙がるのは必至でした。
そこでまず教育委員会の教育長の元へ出向き、趣旨を説明。さらに、当会員の現職市会議員やOB議員に協力を請い、教育委員会の事務局長、教育総務課長、学校教育課長など要職者数名が一同に会する場を設け、約一年間をかけ何度も打ち合わせを重ねました。
募集した感想文を、誰がどう審査するのかも重要です。途中から小・中学校国語部会にも加わっていただき、一次審査は、各校から学年ごとに二名ずつ提出してもらい60名を選定。二次審査で国語部会が12名まで絞り込み、最終選考にあげるという具体的な手順をご提案いただきました。
感想文コンクールは全国各地でよく行われていますが、学校現場、教育委員会、地域社会の理解を得てこれだけの規模で開催した例は稀少ではないかと感じています。
私自身、商工会議所の専務理事を十六年間続ける中で学んだことがあります。自分が全力を出し切らないことには何一つ成就するものなどなし、まして人を動かすことなどできないということです。『致知』の特集テーマにあった「渾身満力」の大事さは自分の経験を通じてまさに実感するところです。
この物語を読んだ子供たちが、その体験を元に、これからの人生を勇ましく切り拓いていってくれることを願ってやみません。本書の寄贈に込めるのはそのことです。


高い志を持ち、感動できるような本を贈りたい

福島県いわき市教育委員会・増子裕昭様

福島県いわき市内の新成人2852名に寄贈(平成29年)

新しく成人する若者たちには、高い志を持ち、感動できるような本を贈りたいと考えていました。
『5つの物語』はすぐに読める上、それぞれの話の中に人生を生きていく上で大切なエッセンスが凝縮されています。私たち職員も皆、感動して読みました。
成人式という一つの節目に、二十歳からの自分の人生について考えてもらえたら嬉しく思います。


新規出店先の地域へのお役立ちに

アイ・ケイ・ケイ株式会社創業者・代表取締役会長兼CEO
金子和斗志様

長崎県佐世保市内の全小中学校へ1520冊寄贈

2013年11月に佐世保市へ新規出店させていただいた時、地域の皆様のためにお役に立てることはないかと思い、本書を市内の全小中学校へ計1520冊寄贈させていただきました。
小学生、中学生は国の宝であり、地域の宝であると考えております。素晴らしい図書に触れて、豊かな心を養っていただき、将来の地域、そして日本を担う人財に成長していただきいと考えております。


子供から大人へと成長していく大切な時期に

株式会社写楽館社長・野口義信様

木更津市など4つの市の全小中学校に合計2,148冊を寄贈

本書を地元の市の学校に寄贈するという取り組みを始めて2年目になります。当社が創立20周年を迎えたことがきっかけで、まずは木更津市内の412学級にⅠとⅡを合わせて824冊寄贈することになったのです。
「一度きりで終わらせてしまうより、毎年継続して行うほうが意義がある」「費用は会社で半分、残り半分は社員全員で負担したい」という社員からの嬉しい声を尊重し、今年は、袖ヶ浦市君津市富津市にIとⅡを合わせて1,324冊寄贈。その中の十人に一人、百人に一人でも本書の話が心に残り、これからの人生を生きていく力になってくれればと願っています。

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