8月開講 横田南嶺塾(全5講)のご案内

13世紀に中国から日本にもたらされて以来、
『碧巌録』『従容録』とともに禅門の内外で知られてきた公案集『無門関』。

禅の教えを様々な角度から説いた全48則には、
どんな時代にあっても、何事にもとらわれることなく、
真実の自己を確立するための知恵がちりばめられています。


詳細情報

横田老師と『無門関』

『無門関』と特にご縁が深いお寺一つに、和歌山県由良町にある興国寺があります。このお寺は、鎌倉時代に中国に渡った法灯国師が、高僧・無門慧開が著した『無門関』を日本に持ち帰った後に建てられたといいます。

そして時は流れ、興国寺の住職として150代目を務められた目黒絶海老老師の『無門関』講義を受けた一人が、当時小学5年生だった横田南嶺老師でした。

円覚寺派管長就任後には、夏季講座において『無門関』の講義を毎年のように行ってこられたのも、ひとえに少年期に得た感動がずっと心の内に火種となって宿っていたからに他なりません。いまも『無門関』は、横田老師にとって特に思い入れの深い公案集の一つとなっているのです。

その横田老師に、今回は「『無門関』に学ぶ人間学」と題して、全5講にわたって真実の自己を確立するためのヒントを全48則の紐解きながらご講義いただきます。

各講の日程とテーマ

8月17日(火) 第1講 「一度自己を無にしてみる」


9月14日(火) 第2講 「真実の自己を確立する」


10月27日(水) 第3講 「主体性を持つ」
※第3講義は希望者のみ円覚寺で受講できます。


11月16日(火) 第4講 「生死の一大事」


12月16日(木) 第5講 「理想を掲げて現実を生きる」



閉じる