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定価=5,500円(税込)

『活学』とは?

1951(昭和26)年、まだ戦後の混乱が収まらない大阪の廃墟の中から安岡師を慕う若き同志が集い、師に講義を求めたのが始まり。

国家の艱難に際し、多忙な日々の中であったにもかかわらず、安岡師はその申し出を快諾。
時局時流に惑わされることなく、古哲先賢に学んで良知の煥発を、と講義の方向を示し、自ら「先哲講座」と名付けられました。

安岡師は講義を活字にすることはあまり好まれなかったそうですが、それを受け止める若者たちの志は、師の一言一言を書き留めずにはいられませんでした。

そして講座の開講100回を記念し、選り抜かれた23編、30万字以上に及ぶ筆録に安岡師自らが懇切に目を通され、1965(昭和40年)に発刊されたのが『活学 第一編』です。さらにその7年後の1972(昭和47)年、関西師友協会創立記念事業のひとつとして『活学 第二編』を刊行。その後、10年が経過し、続編の刊行を望む声に応える形で出版されたのが『活学 第三編』。
「活学三部作」の完結編となる一書です。


「旧くして新しい古典的意義を持つ真理の書であり、生命の書」「現代に最も切実な指針を示す得難い古典」ともいわれ、多くの方の人間学のバイブルとされてきました。
球界の名将・野村克也氏が「初めて人間学を学んだ本」としても知られています。

<収録内容>

一、経書に学ぶ  中庸章句 論語の人間像 日本の儒教

二、先哲に学ぶ  呻吟語を読む 三先哲の遺文

三、人物論    英雄と書生 三国志と青年 冬齋藤川君記念碑 六然 事業と人物

四、時務論    時局大観 時代と教学 本年の展望 
         ベトナム戦争終結後の内外状勢と日本 内外の危局と先哲の教訓

五、切問近思   切問近思 禍の根源 「あなた」と「私」 乱世と活学
         乱世と養生・養心 詩と人生 現代と同人の学問・信条について



1.安岡教学の骨格的名著

安岡教学の骨格的名著でありながら、長らく入手困難となっていた同書を、
40年余の時を超えて復刊。

球界の名将・野村克也氏が
「初めて人間学を学んだ本」としても知られています。

2.全535頁、30万字超の大著

「論語の人間像」「呻吟語を読む」「時局大観」「乱世と活学」「詩と人生」など全22編を収録。

全535頁、30万字を超える永久保存版です。

3.講話録なので読みやすい

難解なイメージもある安岡師の著作ですが、
聴衆に向けて語られた講話録のため、
安岡師の肉声を間近に聴いているような臨場感があります。

4.豪華装丁&豪華製本

没後40周年を記念した豪華装丁&豪華製本。

安岡師自らの揮毫による題字を含め、カバーには銀の箔押しを施し、
書棚にも飾っておきたくなる永久保存版です。

『第一編』『第二編』と三部作セットにすることで、さらに輝きを放ちます。

5.混迷の時代に響く経世の書

戦後の混乱期に始まった講座。さまざまな内憂外患を抱え、
混迷する現代日本においても通ずる部分が多く、
一人ひとりの生き方と日本の進むべき道を指し示す内容となっています。


安岡正篤師略歴

明治31年大阪市生まれ。大正11年東京帝国大学法学部政治学科卒業。昭和2年(財)金鶏学院、6年日本農士学校を設立、東洋思想の研究と後進の育成に努める。戦後、24年師友会を設立、政財界のリーダーの啓発・教化に努め、その精神的支柱となる。その教えは人物学を中心として、今日なお日本の進むべき方向を示している。58年12月逝去。著書に『いかに生くべきか――東洋倫理概論』『経世瑣言』『人物を修める』『易と人生哲学』『佐藤一斎「重職心得箇条」を読む』『青年の大成』などがある(いずれも致知出版社)。


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復刊記念スペシャル特典

安岡先生自筆色紙
 < 六中観 >

忙中閑有り
 忙中に掴んだものこそ本物の閑である。

苦中楽有り
 苦中に掴んだ楽こそ本当の楽である。

死中活有り
 身を棄ててこそ浮ぶ瀬もあれ。

壺中天有り
 どんな境涯でも自分だけの内面世界は作れる。
 どんな壺中の天を持つか。

意中人有り
 心中に尊敬する人、相ゆるす人物を持つ。

腹中書有り
 身心を養い、経綸に役立つ学問をする。


私は平生窃かに此の観をなして、如何なる場合も
決して絶望したり、仕事に負けたり、屈託したり、
精神的空虚に陥らないように心がけている。


『安岡正篤一日一言』より

< 関連書のご紹介 >

『活学 第一編』安岡正篤・著

安岡教学の骨格的名著

碩学・安岡正篤師の没後40周年を記念し、
その骨格的名著と呼ばれる『活学』第一編が
待望の復刊です。

本書の原点は、戦後の混乱が収まらぬ昭和26年。

安岡師を慕う若き同志が集い、
師に講義を求めたのが始まりでした。

「時局時流に惑わされることなく、
古哲先賢に学び、自己の良知の煥発を」

と講義の方向を明示され、
「先哲講座」と自ら命名されました。

同講座から厳選した本書は、

「活学とは何か」

「運と相と学」

「老子と現代」

など、全23篇。

諄々と説かれる内容は、
半世紀以上の歳月を経たいまもなお瑞々しく、
鮮烈な響きをもって私たちに迫ってきます。

球界の名将・野村克也氏が
「はじめて人間学を学んだ本」としても知られ、
多くの方の座右の書ともなってきました。
本書を通じて一人でも多くの人が心胸を開き、
混迷の時代を切り拓く力を得るものとなれば、
これに優る喜びはありません。

全600頁、30万字を超える、
豪華装丁&豪華造本の永久保存版です。

『活学』のここがポイント!!

【1】 安岡教学の骨格的名著

安岡教学の骨格的名著でありながら、
長らく入手困難となっていた同書を、
半世紀以上の時を超えて復刊。
球界の名将・野村克也氏が
「初めて人間学を学んだ本」としても知られています。

【2】 全608頁、30万字超の大著

出版委員によって当初、数十編が集められたものの、
数編に限定することは容易ではなく、
予定を遙かに超過して 23編を収録した大部となりました。
600頁、30万字を超える永久保存版です。

【3】 講話録なので読みやすい

難解なイメージもある安岡師の著書ですが、
聴衆に向けて語られた講話録のため、
安岡師の肉声を間近に聴いているような
臨場感があります。

【4】 豪華装幀&豪華造本

没後40周年を記念した豪華装幀。
安岡師自らの揮毫による題字を含め、
カバーには金の箔押しを施し、
書棚にも飾っておきたくなる永久保存版です。

【5】混迷の現代に響く経世の書

戦後の混乱期(昭和26年)に始まった講座。
さまざまな内憂外患を抱え、
混迷する現代日本においても通ずる部分が多く、
一人ひとりの生き方と日本の進むべき道を
指し示す内容となっています。

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『活学 第二編』安岡正篤・著

安岡正篤師の骨格的名著、待望の第二編

安岡正篤師の没後40周年を記念し、
復刊された『活学 第一編』。

“安岡教学の骨格的名著”とも呼ばれる
本書の内容は、半世紀以上の時を経たいまなお、
鮮烈な響きをもって迫ってくるものがあり、
おかげさまで発売以降、大きな反響を呼んでいます。

本書は、その待望の第二編。

戦後混迷の世情を憂え、古今先哲に参じ、
自己啓発の場として行ってきた講座から、


「学問は人間を変える」

「教学の精神」

「百年の運命と立命」

「小学の読み直し」


など珠玉の19編を収録。

王陽明、熊沢蕃山、吉田松陰、橋本左内、
ヘッベル、ヴォルテール、ショーペンハウエル……等、
東西の先哲たちの遺した教えや言葉を引きながら、
一人ひとりの生き方と日本の進むべき道が
本巻でも力強く説かれています。

その教えは、羅針盤と方向舵を失い、
漂流するかのような現代を構築する
原点であるとも言えるかもしれません。


安岡師は、本書で次のように述べます。


「学問は人間を変える。
 人間を変えるような学問でなければ学問ではない。
 その人間とは他人のことではなくて自分のことである。

 他人を変えようと思ったならば、
 先づ自分を変えることである――」


この教えを体認することこそが、
師の没後40周年の真の意義と
言えるのではないでしょうか。

全584頁に及ぶ大著。

『活学 第一編』とともに、ぜひ座右に備え、
精神錬成の資として活用いただけることを切に願います。

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『安岡正篤一日一言』(安岡正泰・監修)

安岡師の膨大な著作から金言を366厳選

心に響く数多くの著作を世に残した碩学・安岡正篤師。
該博な知識に裏打ちされたその叡智はいまなお輝きを放ち、
現代を生きる我々の胸に鋭く迫ってくるものがあります。

本書は、安岡師の膨大な著作の中から金言警句を厳選し抜粋、
366日の日々の指針とすることを目的に編まれました。

国のあり方や指導者の資質といった骨太のテーマから、
読書、親子、師友、健康といった身近な話題まで、
多岐にわたる言葉の数々は短くも深い味わいがあります。

安岡正篤入門の書としてもお薦めです。

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『百朝集』(安岡正篤・著)

安岡正篤師が精神の糧としてきた古今聖賢による百の箴言

昭和20年5月の大空襲のために焼け出され、会館の一室に起居するようになった安岡正篤師。

毎日の朝参の際の10分か20分、師弟を集め、自らが精神の糧としてきた
古今名賢の箴言をひとつずつ紹介しながら、独自の解説を加えていき、
出来上がったのが小冊子『終戦前後 百朝集』です。

本書は、戦後、新たに編まれた『百朝集』を、ポケット判として送り出すものです。
『菜根譚』『言志四録』、伊達政宗の家訓、漢書、中江藤樹、佐藤一斎、ゲーテ、
吉田松陰……などの名言・格言が、安岡師ならではの滋味深い言葉によって紐解かれています。

選び抜かれた古今名賢による100の箴言が、混迷の日本を照らす、確かな指針となることでしょう。

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『安岡正篤活学選集<全10巻>』安岡正篤・著

安岡教学を学ぶ上で不可欠の10書

「安岡正篤先生の名前は知っていても、本はまだ読んだことがない」
「著書が多く、どの本から読めばよいか分からない……」
といったお声をよくお聞きすることがあります。

このたび、致知出版社では、安岡教学の教えを
後世へと伝えていくべく、
若い世代にもこれだけはぜひ読んでいただきたいという
代表的良書10巻を選ばせていただきました。

人間学を一筋に探求してきた月刊『致知』の
創刊40周年を記念して刊行された『安岡正篤活学選集』。

”人間学の宝典”とも呼べるこの選集を、
ぜひ皆さまの座右に置き、
繰り返し紐解いていただければと願っています。

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