

脳神経解剖学の世界的権威であり、第16代京都大学総長を務められた平澤興先生。
「人間には無限の可能性がある」
「人間には140億個の神経細胞があるが、
それを全部使い切ったものは一人もいない」
人間に秘められた大いなる力と可能性を生涯にわたり探究し続けた哲人の言葉は、今日を生きる私たちに力を与え、明日への活力を湧きたせてくれることでしょう。
幻の人間学講話82篇が蘇る

『平澤興講話選集「生きる力」』
永久保存版。生きる力がわく珠玉の人間学講話
脳神経解剖学の世界的権威であり、第16代京都大学総長を務められた平澤興先生。
『平澤興講話選集「生きる力」』<全5巻>では、昭和44年から50年に行われた講話の中から、珠玉の82篇を厳選いたしました。
「人間には無限の可能性がある」
「人間には140億個の神経細胞があるが、
それを全部使い切ったものは一人もいない」
と、人間に秘められた大いなる力と可能性を生涯にわたり探究し続けた哲人の言葉は、きょうを生きる私たちに力を与え、明日への活力を沸き立たせてくれることでしょう。
収録内容
『平澤興講話選集「生きる力」』<全5巻>では、昭和45年から54年に行われた講話の中から、珠玉の82篇を厳選いたしました。
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【第1巻】 偉人賢人の教え
・非凡を平凡に変えるもの
・忍耐力を養う
・常に成長するために
・生き方を確立する -
【第2巻】 古典に学ぶ
・人間の真価を問う
・自分を生かすために大切なもの
・世界にただ一人の自分をめざす
・最後まで伸びていく人の考え方 -
【第3巻】人間、この不思議なるもの
・環境が人間をつくる
・身体の不思議な働き
・長寿の秘訣
・いのちという奇跡 -
【第4巻】生き方の知恵
・日々を過ごす心得
・自らが自らを教育する
・深く見る、多面的に考える
・年齢とともに豊かになる -
【第5巻】自分を育てる
・自分を知る
・シンプルに生きる
・伸びていく人の条件
・自らに誓う
今なお色褪せぬ平澤興氏の原点

『経本折 平澤興「座右之銘」真筆』
全長2.5m。心を鼓舞される、平澤先生20歳の決意
世界的な脳神経解剖学者で京都大学総長も務めた平澤興氏が大正10(1921)年元日、20歳の時に墨書した「座右之銘」が経本折のポケット判となって登場です。
「常に人たることを忘るること勿(なか)れ 他の凡俗に倣(なら)ふの要なし 人格をはなれて人なし ただ人格のみ永久の生命を有す」
で始まる決然たる意志、自身に対する叱咤と激励が込められた若き日の一文です。
この座右之銘は、元日未明に起床、天地神明を拝して墨書し、元日の祝膳につく前に祖先の霊に備え、その実行を誓ったものといわれます。
平澤氏は長さ1・6メートルにも及ぶ書を手に、京都・八坂神社に参拝し、学問の道に生きることを誓いました。
この自らへの誓いをA4・三つ折りサイズ(縦200×横88ミリメートル)に収めた本書は、スーツの内ポケットにも収まるコンパクトサイズ。
全長2・5メートルにも及び、ページを開くたび、心を鼓舞されることでしょう。
熱誠の生き方に学ぶ
秘蔵音源!白熱の人間学講話
プロフィール
平澤興 ひらさわ・こう
明治33年新潟県生まれ。京都帝国大学医学部を経て、大正13年京都帝国大学医学部解剖学教室助手。翌年同学部助教授。15年新潟医科大学助教授。昭和3年からスイス・ドイツ等に留学後、5年同大学教授。翌年、日本人腕神経叢の研究により医学博士号を取得。21年京都帝国大学教授。32年から京都大学総長を2期6年間務める。38年同大学名誉教授。その後、京都市民病院院長、京都芸術短期大学学長などを歴任。45年勲一等瑞宝章受章。平成元年6月17日、心不全のため京都市内で没。