


『 致知』は多くの方々の大いなる愛と智慧がちりばめられている貴重な本です
日産グローバル株式会社 代表取締役社長 鮎川雅子氏
人生において、基礎というものが何よりも重要です。
基礎の部分が厚ければ厚いほど、その人の判断と行動に重厚さが増してきます。
私は時折、「現在の自分のあり方を振り返って、自分は日々の人生の基礎をつくる努力をしているのか」と考えています。基礎の部分が不十分だと、いろいろなところでぎくしゃくした現象が現れてくることが多いのです。
成人してからも、倦まず弛まず基礎づくりをしていくことが大事です。
『 致知』は多くの方々の大いなる愛と智慧がちりばめられている貴重な本です。
「自分以外の人の中に少しでも美点を見出し、その美点を自分の師としていく」という考えのもと、これからも『致知』に学んでいきたいと思います。
「己を空しうすることが、人の幾代かを要すると思われる大事業もよく一代で成し遂げられる」――鮎川義介
鮎川雅子 日産グローバル社長
無私奉公――。義介の生き方をひと言で表現するならば、この四字に尽きると思います。
日産コンツェルン創業者と言われる通り、義介は昭和初期、日本初の一般公開持ち株会社である日本産業を中心に、日産自動車、日立製作所、日立電力、日本鉱業、日本油脂、日本水産、日本ビクターなど141社を立ち上げ、10万人の株主から資本を集め、12万人の従業員を雇用し、三井や三菱を抜いて当時最大の民主的コンツェルンを形成しました。
それは少数特定の家族の富を蓄積するための財閥とは本質的に異なります。日本が欧米列強の植民地政策と対抗するには、軍事力ではなく、経済力の発展こそが重要なテーマだと考え、日本の経済を繁栄させるために、あらゆる業種の企業をつくりました。
加えて、単に企業をつくるだけではなく、企業活動にできる限り多くの国民が自らの判断で資金を持ち込んで参加してもらい、国民の経済観念を向上させ、企業の利益を広く還元しようと一般投資家による持ち株制度を初めて導入したのです。
自分が偉くなりたいとか金儲けをしようとか、そういう私利私欲は全くありませんでした。生前、様々な叙勲や表彰、銅像建立の打診はすべて断り、近親者にも株を持たせなかったそうです。とにかく日本のために必死になって働き抜いた人生でした。さもなければ神様や仏様から応援されることはなく、これだけの業績を遺すことはできなかったと思います。
書店では販売していない、定期購読NO.1の総合月刊誌
日本で唯一の人間学を学ぶ月刊誌『致知』――。今年9月に創刊46周年を迎え、定期購読者は国内外11万8,000人に上ります。
「いつの時代でも仕事にも人生にも真剣に取り組んでいる人はいる。そういう人たちの心の糧になる雑誌を創ろう」
この創刊理念に基づき、46年にわたり一貫して、有名無名や職業のジャンルを問わず、各界各分野で一道を切り開いてこられた方々の貴重な体験談と共に、歴史や古典に説かれている「人間いかに生きるべきか」という在り方、いつの時代も変わらず求められる原理原則を毎号紹介しています。
「致知を読まない日は一日もありません」「人間としてもっと成長しなくてはと考えさせられる私の大切な教科書です」「毎号が永久保存版」と、ありがたいことに毎日のように全国各地の読者の皆様から、こういった感謝と感動の溢れる声が届きます。
書店では手に入らないにもかかわらず、熱心な読者の口コミによって少しずつ広まり、現在では経営者やビジネスパーソン、公務員、専門職、主婦、学生など幅広い層に支持され、11万人以上の方々が毎月心待ちにしてくださるまでになりました。
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各界リーダーもご愛読
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SBIホールディングス会長兼社長
北尾吉孝氏
『致知』は私の愛読雑誌となっている。この雑誌を読み始めて、ある種の安心感を得た。世の中には「人生いかに生きるべきか?」という問いの答えを探し続け、自己の修養に努めている方々が多くおられる、と知ったからである。我々は一生修養し続けなければいけない。そして、その修養の一番の助けになるのが、私はこの『致知』であると思う。
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ラーメン「一風堂」ファウンダー
河原成美氏
自分自身の器の小ささ、見識のなさを痛切に感じていた頃、「人間力を高める方法はないか」「よきリーダーとなるための指南書はないものか」と探し求める中で、『致知』に出合いました。衝撃でした。人間とはこうも自らを高められるのか――。今も毎号、警策で肩を打たれるような刺激と感銘を受け、背筋が伸びる思いでページを捲っています。
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侍ジャパントップチーム前監督
栗山英樹氏
『致知』に出逢い、恩師と呼べる様々な先達に出逢い、そういう人たちの言動や考え方を取り入れて、いまの私があります。私にとって『致知』は人として生きる上で絶対的に必要なものです。私もこれから学び続けますし、一人でも多くの人が学んでくれたらと思います。それが、日本にとっても大切なことだと考えます。
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スポーツキャスター
松岡修造氏
これまで四十六年間、日本中に「致知魂」を注入していただきありがとうございます。そしておめでとうございます。僕にとっての『致知』は、気づきの時間、自分を見つめる時間、学び成長する時間。これからも人間学を浴びながら自分の生き様を全うしたい。だから僕は『致知』を愛読します。
読者の皆様から届いた喜びの声
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悩み苦しんでいる時に鼓舞してくれる
『致知』は本当に不思議な存在です。 悩み、苦しんでいる時、「もうこれで良いか」と思っている時に心にスッと入ってきて私を鼓舞してくれます。
(兵庫県 赤松高吉様 50代)
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次世代にも伝えていきたい
大切なのは、やはり「人間学」です。今、日本は危機にあると思っております。 改めて「人間学」を多くの方々に学んで頂きたいし、そして、学んだ私達も次世代に伝えていきたいと思います。
(福島県 村田純子様 60代)
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正道へ引き戻してくれる人生の羅針盤
『致知』を通じて学んだ数々の金言が、心が乱れたり、雑な行いをしたりしてしまった時に、スッと正道へ引き戻してくれる羅針盤となっています。 『致知』と出合ったおかげで、私の本当の人生が始まったといっても過言ではありません。
(アメリカ・ヒューストン 吉原大志様 30代)
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私の人生に変革を起こしてくれた
私が自分自身の人生を前向きに歩むようになったのは『致知』と「社内木鶏会」のおかげです。『致知』に出会わなければ、私は志を持たずに一生を終えたと思います。過去からは想像できなかった人生を、今、生きています。『致知』のおかげで、生きる楽しさを知りました。
(大阪府 久保加奈子 30代)
最新号のご案内
最新号 12月1日 発行 1月号
■対談/何が人を大成に導くのか
池森賢二(ファンケル名誉相談役・ファウンダー)
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鳥羽博道(ドトールコーヒー名誉会長・創業者)
■対談/万事は勝利のためにある
藤波俊一(日本体育大学レスリング部コーチ)
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藤波朱理(パリ2024オリンピックレスリング女子53kg級金メダリスト)
■エッセイ/豊後聖人・三浦梅園の生涯に学ぶ
小串信正 (三浦梅園先生顕彰会 会長)
■エッセイ/人生のどんな状況にも意味がある——私がフランクルに学んだこと
勝田茅生(日本ロゴセラピスト協会会長)
■インタビュー/薬師寺東塔解体修理を通して知った工人の心
石井浩司(薬師寺宮大工)
■インタビュー/一人でも多くの人に〝ありがとう〞の言葉を届けたい
サヘル・ローズ(俳優)
■インタビュー/人生の師・立川談志が教えてくれたこと
立川談慶(落語立川流真打/作家)
■対談/それでも人生に微笑む ~消えそうないのちを守り続けて50年~
塩澤研一(公益財団法人いのちの森文化財団代表理事)
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塩澤みどり(公益財団法人いのちの森文化財団副代表理事)
■対談/日本の先達に学ぶ人間学 ~いま日本人が忘れてはならないこと~
新保祐司(文芸批評家)
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小川榮太郎(文藝評論家)
■私の座右銘/百才は一誠に如かず
米女太一(アサヒ飲料社長)
■20代をどう生きるか/目の前の人や事にフォーユーの精神で向き合えば、人生の扉は開けていく
永松茂久(人財育成JAPAN代表)
■第一線で活躍する女性/マナーとは思いやりの心
西出ひろ子(マナーコンサルタント)
ほか、人気連載多数!-