明治22年に生まれ、厳格な武家の娘としての躾を受けた祖母と12歳まで共に暮らし、薫陶を受けた石川真理子さん。

祖母から受けた教えをまとめた『女子の武士道』『女子の教養』は
テレビ・雑誌・新聞などで多数紹介され、ロングセラーとなっています。

このたび、その石川真理子さんが林子平(しへい)の『父兄訓』を紐解いた新刊『武士の子育て』が発売されます!

石川さんは、
「家庭教育の立て直しが急務である現在、徳性を磨き上げる武士の教育は格好の手本とすることができる」
「徳性を高める教育、いまでいう“人間力”を磨く教育が最も施されたのは武士階級だった」
と言います。

子供に生きていく力をつけさせる本当の家庭教育とは、どんなものなのか。
父性のあり方が問われる昨今、父親のあるべき姿を、武家が行っていた教育から学べる本書。

その発売を記念して、予約購入者限定のサイン本フェアを開催いたします。
11月13日よりご予約受付を開始し、先着100名様限定(セット本は先着10名様)でサイン本をお届けします。
数量限定販売になりますので、この機会をお見逃しなく。


本書の紹介

定価=本体1,400円+税

武士の娘だった祖母から、武家教育の片鱗を授かった著者による、
真の家庭教育の在り方を問う一冊。
家庭教育の立て直しが急務である現在、徳性を磨き上げる
武士の教育は恰好の手本とすることができる、と著者は説きます。

江戸時代中期の経世家・林子平が記した武士の教育書『父兄訓』を繙きながら、
父親とは、家庭教育とはいかにあるべきが具に語られています。

「孝・悌・忠・信・勇・義・廉・恥は人の土台となりと知るべし」
「人心は活物であると受け入れよ」
「『物知り』になるような学問はさせるな」など、
『父兄訓』を紐解いた本書から、子供の徳性を養うための
深い知恵が得られるはずです。

「人の善悪や、誠実か不誠実かということは、
 生まれつきによるものではない。
 ひとえに父兄の教訓・育て方によるものだ」

父性の喪失が叫ばれる現代にこそ、
子平のこの言葉は重く受け止められるべきでしょう。


『武士の子育て』のココがスゴイ!3つのポイント


予約購入者限定! 直筆サイン入り


大好評につき完売いたしました


武士に学ぶ!子育ての極意


本書を立ち読みする


目次

第一章 武士の教育・基本原則
第二章 武士の教育・人物の土台づくり――乳幼児期の子育て
第三章 武士の教育・心をやしなう――思春期の子育て
第四章 武士の教育・志をはぐくむ――青年期の子育て
第五章 武士の教育・学則といろは歌

主な内容

・育メンは江戸回帰現象
・本気の子育ては男をあげる
・武家の教育は幸福力をも培う
・「姑息の愛」に陥るな
・良くも悪くも父親が手本
・教育は胎教からはじめよ
・遊び友だちを選ぶべし
・親だからといって自分のことを棚に上げるな
・子供の病気や怪我を恐れるな
・「物知り」になるような学問はさせるな
・16歳からは大人として扱え
・人生の指針となる「いろは歌」


大好評につき完売いたしました


林子平とは?

林子平 はやし-しへい
1738-1793 江戸時代中期-後期の経世家。
元文3年6月21日生まれ。幕臣林笠翁(りゅうおう)の次男。兄林嘉膳が陸奥(むつ)仙台藩につかえたため,仙台にうつる。藩に富国策を提出。江戸,長崎で大槻玄沢,オランダ人らに海外事情をきく。天明5年(1785)「三国通覧図説」,6年「海国兵談」をあらわし海防の必要を説くが,幕府の怒りにふれ蟄居(ちっきょ)となり,両書の板木は没収された。寛政5年6月21日死去。56歳。名は友直。号は六無斎。

著者プロフィール

石川 真理子(いしかわ・まりこ)
昭和41年東京都生まれ。12歳まで米沢藩士の末裔である祖母中心の家で育ち、武家に伝わる薫陶を受ける。文化女子大学(現・文化学園大学)卒業。大手出版社の編集プロダクション勤務を経て、作家として独立。著書に『女子の武士道』『女子の教養』『活学新書 勝海舟修養訓』(いずれも致知出版社)『仕事で活かす武士道』『五月の蛍』(ともに内外出版社)『乙女の心得』(グッドブックス)などがある。

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