家康に対する忠誠心の謎


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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.9.21


歴史作家・童門冬二さんの
月刊『致知』連載
「小説・徳川家康」がスタートしました。

童門さんが、
ご自身のライフワークとして
この小説に取り組もうされる意気込みを、
その中で述べられています。

────────[今日の注目の人]───

☆ 家康に対する忠誠心の謎 ☆

童門冬二(作家)

※『致知』2016年10月号【最新号】
※「小説・徳川家康」P150

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今回から「徳川家康」を
書かせていただく。

先学の夥しい著書が
溢れているのにもかかわらず、
なぜ今私が徳川家康を書くのかといえば、
家康について私なりに
大きな疑問が一つあるからである。
それは、


「三河譜代衆の家康に対する忠誠心の謎」
 

とでも言っていいだろうか。
 
多くの人が知るように、
家康は幼年時代から青年時代まで
他家(織田家と今川家)の
人質になっていた。

幼少年時代はおろか、
青年時代も暗い人生を送った。

おそらく、家康の後年の
いろいろ言われる性格は、
この時代に育まれたといっていいだろう。


それは何も家康だけではなく、
かれの供をして
駿府(静岡県静岡市)に供をした
家臣たちも同じだった。

屈辱と忍従の日々を共有していた。


そしてさらに、……


※童門さんの連載小説は
 読者より好評を得ています。
 


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   『致知』推薦の言葉
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[日本人の心のテキスト]

明治維新のころ、
日本の国是は“和魂洋芸”でした。

いまは“洋魂洋芸”です。

『致知』は“和魂洋芸”をさらに
“和魂和芸”に発展させる
“日本人づくり”のテキストです。

38周年おめでとうございます。

 ── 童門冬二氏(作家)

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