田口佳史が語る「古典の核心に迫る名講義5選」

月刊誌『致知』に掲載中の人気連載「四書五経の名言に学ぶ」でもお馴染みの東洋思想研究家、田口佳史先生。

著者として書籍を発刊されるとともに、連続セミナーの講師も務めていただき、これまでに『老子』にはじまり数多の古典を繙いていただいてきました。

選りすぐった古典の原文を丁寧に読み解きながら、その核心に迫った独自の講義には、田口先生の熱と誠も相俟って、多くのファンを得てきました。

ここにご紹介するCDセットは、特に人気を博した5講座の講義録で、講義の時に使用したレジュメ冊子も附属しているため、講義当時の臨場感そのままに学びを深めることができます。

また、各講座10時間以上の収録時間を有するため、どっぷりと古典の世界に浸ることができ、時間をかけて学べることができます。

ぜひ、東洋古典のプロが語る珠玉古典講座。新たな学びを得る機会として、また、学びをさらに深める機会としてご活用いただければ幸いです。


おすすめ講座 その1

『論語』は人生を高め、『老子』は人生の裾野を広め、深める。
混迷の世といわれるいまこそ、学ぶべきは『老子』の教えである。
万物の根源たる「道(タオ)」に沿って、
人生も経営も生成発展させるためのヒントを学ぶ。


【収録内容】

第1講「『老子』入門」
 ・故郷(ふるさと)の“胆っ玉母さん”「道」
 ~こんなに頼りになる母親がいた~

第2講「『老子』的生き方とは何か」
 ・自分の人生を生きる
 ~せっかく生まれてきたのだ。自分らしい人生を生きよう~

第3講「柔弱は剛強に勝る」
 ・ほんとうの強さとは何か
 ~強さの意味を変える時が来た~

第4講「『老子』が教える人生訓」
 ・生きてるだけで百点
 ~人生で真に望むべきは何か~

第5講「『道』とともに生きる」
 ・老子からのメッセージ
 ~不安と迷いの中にいるわれわれに心の言葉を~


ご購入はこちらから


おすすめ講座 その2

己を修め、人を治める。
それは自己の内なる人間ならではの知と誠を如何に強めて、
発揮し続けられるかにかかっている。
この道理を深く学ぶヒントが『大学』にちりばめられており、
その学びこそが良き人生の第一歩となる。


【収録内容】

第1講「大学の道」
 ・大学の道は、明徳を明らかにするに在り

第2講「修己とは何か」
 ・独を慎む
 ・切する如く、磋するが如く、琢するが如く、磨するが如く

第3講「維新の精神」
 ・旧邦なりと雖も、その命は維れ新なり

第4講「規範を持つ意義」
 ・中らずとも雖も遠からず
 ・契矩の道

第5講「根本を見据える」
 ・徳は本なり、財は末なり
 ・君子に大道有り

第6講「財政・経営の要諦」
 ・財を生すに大道あり

ご購入はこちらから


おすすめ講座 その3

2000年代に入って以降、
世界中のトップビジネススクールで、
「『孫子』ブーム」があった。
それは、ひとえに『孫子』が、深い洞察力と幾多の経験に基づいた
冷静な視点から導かれた「真理」の「実学」だからに他ならない。
現実的本質を見抜いて説かれたものとも言える。
現実を直視した『孫子』の本質を味わいつつ、
激動の世の中を生き抜く極意を学ぶ。


【収録内容】

第1講「戦いは生死の地、存亡の道なり」
 ・計画の重要性と立て方、戦略戦術の立て方
 <計篇・作戰篇>

第2講「戦わずして勝つ」
 ・勝つとは何か、勝つ為には
 <謀攻篇・形篇>

第3講「よく勢いに任ず」
 ・勢いはなぜ大切か、虚と実、不利を有利にする
 <勢篇・軍爭篇>

第4講「九変の地利に通ず」
 ・臨機応変は何から生じるか、戦いのセオリー
 <九變篇・行軍篇・地形篇・九地篇>

第5講「人に勝つは先知なり」
 ・気構えとは、火攻水攻、間者を用いる法
 <火攻篇・用間篇>

ご購入はこちら


おすすめ講座 その4

愉快な人生には「誠実さ」と「人間的成長」が、
長く続く会社には「多様性」と「一体感」が備わっている。
人生の極意を、常に自己を律し続けた中国・宋の時代の太宗の日常、
そして、経営の極意を多彩な家臣たちとのやりとりから、その要点を汲み取る。
いつの時代でも、よりよく生きる糧を
北条政子や徳川家康も熱烈に手本とした『貞観政要』から学ぶ。


【収録内容】

第1講「自己人生と自社のより良いリーダーとなる為に」
 ・創業と守成のどちらが難しいかから、嫌なことを言ってくれる部下の求め方までを知る。

第2講「いかに心を統御するか」
 ・破綻はちょっとした心の迷走から生じるといわれているが、心を自己制御するとは何か。

第3講「良い部下と悪い部下を明確に知る」
 ・人生にも経営にも優秀な側近軍団が不可欠だから、その為の人物鑑定の極意とは何か。

第4講「平穏無事が長く続く要点」
 ・理想の治世と讃えられた貞観の治とはどの様な政治によって成り立っていたのか。

第5講「何故もの事は中途半端で終わるのか」
 ・永続することの難しさは、歴史を見れば明らかだが、その陥り易い罠と、その対処法を知る。

ご購入はこちらから


おすすめ講座 その5

儒家思想では、宇宙の根源絶対的存在を「天」と定義している。
「天」はあまねく万物に、過不足なく恵を与える存在である。
「中庸」とは、この「天の道理」に従って生きることであり、
そうした心の在り方を指す。
世俗での、成功失敗、眼前の利益損失に一喜一憂することなく、
「天の道理」に従って、正々堂々と生きることの大切さを学ぶ。


【収録内容】

第1講「天と人間の関係を学ぶ」

第2講「中庸の実践とは何か」

第3講「天の基本『誠』とは何か」

第4講「天道の実践とは何か」

第5講「君子の道とは何か」


ご購入はこちらから


閉じる