『活学 第一編』のご購入はこちら

定価=5,500円(税込)

『活学』とは?

1951(昭和26)年、まだ戦後の混乱が収まらない大阪の廃墟の中から安岡師を慕う若き同志が集い、師に講義を求めたのが始まり。

国家の艱難に際し、多忙な日々の中であったにもかかわらず、安岡師はその申し出を快諾。
時局時流に惑わされることなく、古哲先賢に学んで良知の煥発を、と講義の方向を示し、自ら「先哲講座」と名付けられました。

安岡師は講義を活字にすることはあまり好まれなかったそうですが、それを受け止める若者たちの志は、師の一言一言を書き留めずにはいられませんでした。

そして講座の開講100回を記念し、選り抜かれた23編、30万字以上に及ぶ筆録に安岡師自らが懇切に目を通され、1965(昭和40年)に発刊されたのが『活学』です。

「旧くして新しい古典的意義を持つ真理の書であり、生命の書」「現代に最も切実な指針を示す得難い古典」ともいわれ、多くの方の人間学のバイブルとされてきました。
球界の名将・野村克也氏が「初めて人間学を学んだ本」としても知られています。



1.安岡教学の骨格的名著

安岡教学の骨格的名著でありながら、長らく入手困難となっていた同書を、
半世紀以上の時を超えて復刊。

球界の名将・野村克也氏が
「初めて人間学を学んだ本」としても知られています。

2.全608頁、30万字超の大著

出版委員によって当初、数十編が集められたものの、数編に限定することは容易ではなく、予定を遥かに超過して23編を収録した大部となりました。

600頁、30万字を超える永久保存版です。

3.講話録なので読みやすい

難解なイメージもある安岡師の著作ですが、
聴衆に向けて語られた講話録のため、
安岡師の肉声を間近に聴いているような臨場感があります。

4.豪華装丁&豪華製本

没後40周年を記念した豪華装丁&豪華製本。

安岡師自らの揮毫による題字を含め、カバーには金の箔押しを施し、
書棚にも飾っておきたくなる永久保存版です。

5.混迷の時代に響く経世の書

戦後の混乱期に始まった講座。さまざまな内憂外患を抱え、
混迷する現代日本においても通ずる部分が多く、
一人ひとりの生き方と日本の進むべき道を指し示す内容となっています。


安岡正篤師略歴

明治31年大阪市生まれ。大正11年東京帝国大学法学部政治学科卒業。昭和2年(財)金鶏学院、6年日本農士学校を設立、東洋思想の研究と後進の育成に努める。戦後、24年師友会を設立、政財界のリーダーの啓発・教化に努め、その精神的支柱となる。その教えは人物学を中心として、今日なお日本の進むべき方向を示している。58年12月逝去。著書に『いかに生くべきか――東洋倫理概論』『経世瑣言』『人物を修める』『易と人生哲学』『佐藤一斎「重職心得箇条」を読む』『青年の大成』などがある(いずれも致知出版社)。


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< 関連書のご紹介 >

『安岡正篤一日一言』(安岡正泰・監修)

安岡師の膨大な著作から金言を366厳選

心に響く数多くの著作を世に残した碩学・安岡正篤師。
該博な知識に裏打ちされたその叡智はいまなお輝きを放ち、
現代を生きる我々の胸に鋭く迫ってくるものがあります。

本書は、安岡師の膨大な著作の中から金言警句を厳選し抜粋、
366日の日々の指針とすることを目的に編まれました。

国のあり方や指導者の資質といった骨太のテーマから、
読書、親子、師友、健康といった身近な話題まで、
多岐にわたる言葉の数々は短くも深い味わいがあります。

安岡正篤入門の書としてもお薦めです。

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『百朝集』(安岡正篤・著)

安岡正篤師が精神の糧としてきた古今聖賢による百の箴言

昭和20年5月の大空襲のために焼け出され、会館の一室に起居するようになった安岡正篤師。

毎日の朝参の際の10分か20分、師弟を集め、自らが精神の糧としてきた
古今名賢の箴言をひとつずつ紹介しながら、独自の解説を加えていき、
出来上がったのが小冊子『終戦前後 百朝集』です。

本書は、戦後、新たに編まれた『百朝集』を、ポケット判として送り出すものです。
『菜根譚』『言志四録』、伊達政宗の家訓、漢書、中江藤樹、佐藤一斎、ゲーテ、
吉田松陰……などの名言・格言が、安岡師ならではの滋味深い言葉によって紐解かれています。

選び抜かれた古今名賢による100の箴言が、混迷の日本を照らす、確かな指針となることでしょう。

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『安岡正篤活学選集<全10巻>』安岡正篤・著

安岡教学を学ぶ上で不可欠の10書

「安岡正篤先生の名前は知っていても、本はまだ読んだことがない」
「著書が多く、どの本から読めばよいか分からない……」
といったお声をよくお聞きすることがあります。

このたび、致知出版社では、安岡教学の教えを
後世へと伝えていくべく、
若い世代にもこれだけはぜひ読んでいただきたいという
代表的良書10巻を選ばせていただきました。

人間学を一筋に探求してきた月刊『致知』の
創刊40周年を記念して刊行された『安岡正篤活学選集』。

”人間学の宝典”とも呼べるこの選集を、
ぜひ皆さまの座右に置き、
繰り返し紐解いていただければと願っています。

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