安岡正篤師が説いた「人物を見極めるための14項目」

安岡正篤先生の名前は知っていても、本はまだ読んだことがない」「著書が多く、どの本から読めばよいか分からない……」といったお声をよくお聞きすることがあります。このたび、致知出版社では、安岡教学の教えを後世へと伝えていくべく、若い世代にもこれだけはぜひ読んでいただきたいという代表的良書10巻を選ばせていただきました。“人間学の宝典”とも呼べるこの選集を、ぜひ皆さまの座右に置き、繰り返し紐解いていただければと願っています。安岡教学を代表する10巻は、名言・金言の宝庫でもあります。第4巻『経世の書「呂氏春秋」を読む』の中にある「八観・六験」もその一つ。人物を見極めるためのポイントが端的に説かれてあり、大変参考になります。

八観・六験

◆八観

「通ずれば其の礼する所を観る」
(順調に物事が進んでいる時、何を礼するかを観察する)

「貴ければ其の進むる所を観る」
(出世して、どういう人間を尊ぶかを観察する)

「富めば其の養ふ所を観る」
(金ができ、何を養うかを観察する)

「聴けば其の行ふ所を観る」
(よいことを聞いて、それを実行するかを観察する)

「止れば其の好む所を観る」
(仕事が板についた時、何を好むかを観察する)

「習へば其の言ふ所を観る」
(習熟すれば、その人物の言うところを観察する)

「窮すれば其の受けざる所を観る」
(困った時、何を受けないかを観察する)

「賤なれば其の為さざる所を観る」
(落ちぶれた時、何を為さないかを観察する)

◆六験

「之を喜ばしめて以て其の守
(外してはならない大事なことを守れるか)を験す」

「之を楽しましめて以て其の僻(人間的かたより)を験す」

「之を怒らしめて以て其の節(節度)を験す」

「之を懼れしめて以て其の持(独立性、自主性)を験す」

「之を哀しましめて以て其の人(人柄)を験す」

「之を苦しましめて以て其の志を験す」

(第4巻『経世の書「呂氏春秋」を読む』より)

刊行に寄せて

このたび、『致知』創刊40周年の画期に当たり、その活学選集が刊行されることは、文字通り、画期的なことだといえよう。というのは、この10巻は、安岡正篤先生のそれぞれの時代の著作や講話集を代表するものであり、これを熟読玩味すれば、安岡教学の要諦を概ね活学し得るといえるからである。また、精選された10巻でもある。どれもみな、安岡教学を学ぶ上で不可欠の書ばかりだからである。

荒井桂(郷学研修所 安岡正篤記念館 所長・副理事長)

【永久保存版/現代に甦る人間学の宝典】
安岡正篤活学選集(全10巻) 安岡正篤・著

収録作品
【1】『人物を修める』
【2】『先哲講座』
【3】『易と人生哲学』
【4】『呻吟語を読む』
【5】『立命の書「陰しつ録」を読む』
【6】『経世瑣言〈総編〉』
【7】『いかに生くべきか』
【8】『青年の大成』
【9】『経世の書「呂氏春秋」を読む』
【10】『人間を磨く』

・限定3,000部
・11月下旬以降の発送となります。

【定価=本体16,600円+税のところ、
⇒先行予約特価=本体15,000円+税】

 

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