「寝たきり社長」が語る


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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.12.14


10万人に一人と言われる難病
脊髄性筋萎縮症を抱えつつ、
会社経営に奮闘する
仙拓社長の佐藤仙務さん。

同じ障碍を抱える同社副社長・松元拓也
さんとの対談の一部をご紹介します。

────────[今日の注目の人]───

☆ 僕らは逆境を乗り越え夢に生きる ☆

佐藤 仙務(仙拓社長)
   ×
松元 拓也(仙拓副社長)

※『致知』2017年1月号【最新号】
※特集「青雲の志」P18

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──ご自分たちの力で
そこまでなさっているとは、驚きです。


【佐藤】
僕も松元も、他に働く場所が
なかったからこうするしか
なかったんです。

もちろん、重度障碍の僕らを
受け入れてくれる授産施設が
ないわけではないんですが、
ひと月働いてやっと一万円前後
というのが現実なので、
自分たちの将来を考えて、
もっと違うことに
チャレンジしてみたかったんです。


それで僕が高校を出る時に、
一緒に仕事をしようって
松元を誘ったんですけど、
その時は経営のことなんか
何も知りませんでした。

ですから一所懸命情報収集をして、
いい税理士さんにも恵まれて、
何とか会社を立ち上げることが
できました。


最初は二人の役員報酬も
月に一万円くらいしか
ありませんでしたけど、
やるからには一般企業と
同じくらいの給料はほしいと考えて
頑張ってきました。

波はありますけど、
おかげさまでちょっとずつ
利益は増えています。
  

──お二人で力を合わせて
ここまで頑張って
こられたのですね。


【佐藤】
ええ。ただ、お互いに
タイプが全然違うし、
社長は僕ですけど、
松元のほうが3つ年上ですからね。

二人とも仕事では
妥協したくなくて、
ほとんど喧嘩のような感じで
本音をぶつけ合って
やっていますよ(笑)。


【松元】 
もともと波長が
合わなかったしな(笑)。


【佐藤】
ただ、お互いに……




※軽口を叩き合いながら、
 お互いを信頼し合う
 お二人のやりとりは、
 是非誌面でお読みください。

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