2016年05月23日
人生にも関所がある。
「人生はしばしば出合わねばならぬ
関所を幾つも通り抜ける旅路である」
とは安岡正篤師の言葉である。
関所を越えることで人は人生に
新しい世界を開いていくのである。
禅家の修行では、厳しさが
極点に達したところで、
よく「関」の一語を浴びせかける、という。
それを越えることで、
禅者は無礙自在の境地に到達していく。
在家も同じだろう。
関は人間を磨く通過門である。
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最新号の特集テーマは
「関を越える」。
各界一流の人物は、どのようにして
新しい世界をひらいてきたのでしょうか。
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その極意を、多彩な登場人物の
体験談から学びます!
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◎対談◎
「かくて大震災という関を越えてきた」
熊谷 光良(熊谷電気社長)
×
菅原 昭彦(男山本店社長)
甚大な被害をもたらした東日本大震災。
あの日から5年、宮城県気仙沼市は
未だに震災の爪痕が残り、
復旧工事が進められている最中です。
ともに大津波で社屋が流失し、
ゼロから再建に立ち上がりつつ、
地域の復興に向けて尽力してきた
熊谷電気社長・熊谷光良さんと
男山本店社長・菅原昭彦さんに、
これまでの歩みと復興に懸ける
思いについて語り合っていただきました。
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◎インタビュー◎
「『執念』と『遊び心』が
難局を打開する力を生む」
高崎 充弘(エンジニア社長)
経営危機に陥った会社をV字回復させた
エンジニア社長・髙崎充弘さんに、
ヒット商品を生み出す秘訣を伺いました。
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◎インタビュー◎
「いかなる時も目の前の人、
仕事に魂を込める者が勝つ」
舩津 知穂
(大同生命保険セールスレディー)
13年連続でMDRTを達成している
大同生命保険のセールスレディー
舩津知穂さんに、営業の極意を学びます。
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「勝海舟の遺訓に学ぶ」
石川 真理子(作家)
その生涯に数々の関を越えてきた
幕末の英傑・勝海舟。
その人物像について、
海舟に造詣の深い作家の
石川真理子さんに、
残された遺訓を紐解きつつ
お話しいただきました。
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◎インタビュー◎
「一日一死の思いが
関を越える力になる」
木下 唯志(木下サーカス社長)
経営危機を見事に克服し、
木下サーカスを世界三大サーカスの
一つにまで押し上げた
社長の木下唯志さんに伺いました。
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◎対談◎
「日本料理の道を極める」
石原 仁司(日本料理未在店主)
×
岩本 光治(虎屋 壺中庵店主)
全国各地から訪れる多くの食通を唸らせる
日本料理・未在店主の石原仁司さんと、
虎屋壺中庵店主の岩本光治さん。
料理や接客に決して妥協を
許さない職人魂の原点は、
名門・吉兆における修業時代にありました。
いまも厳しく自らと向き合い、
刻苦勉励の日々を送るお二人の言葉は、
私たちの人生を照らす
道しるべともいえます。
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