これが日本一の掃除力!

世界一清潔な空港として
国際的に高い評価を受けている羽田空港。

その羽田空港で、最近注目を
集めているのが掃除のプロ、
新津春子さんです。

27歳にして全国ビルクリーニング競技会で
日本一に輝いた新津さんの掃除道とは──

 

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◆ プロが語る掃除道 ◆

新津 春子(日本空港テクノ環境マイスター)

※『致知』2016年5月号【最新号】
※特集「視座を高める」

 




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空港の清掃は特殊な仕事だし、
たくさん勉強できると聞き、
私はアルバイトでもいいから
働きたいと懇願したんですけど、
「いまは募集していません。
なおかつ、うちは男性しか要らない」
って断られたんです。

その言葉を聞いた途端、
火がついちゃったんですね(笑)。

男性だけで、
女性は要らないってどういうこと?って。

それで意地でも
この会社に入りたいと思ったんです。

 

常務に食い下がって
「男性と同じペースで、
同じ量の仕事ができれば
何も文句ないでしょ?」
って言ったら、ある日
「これを読んでおいて」って
求人票を渡してくれました(笑)。

それで採用になったんです。
24歳の時でした。
その頃は
「とにかく仕事を人一倍頑張れば、
皆が認めてくれる」
と必死でしたから、
自分中心だったんです。

冒頭にお話ししたような
心を込めて清掃するとか、
そういう考えは一切ありませんでした。

そのことに気づかせてくれたのは
鈴木常務なんですね。
──詳しくお聞かせください。
入社から3年経った時、私は
全国ビルクリーニング技能競技会に会社の
代表として出場することになりました。

全国大会の前に予選大会があって、
私としては100パーセント
出し尽くしたんですけど、
2位だったんです。

その結果に納得がいかなくて、
常務に「何がいけないの?」
ってぶつけると、ひと言
「気持ちを込めていない」って。

私が

「どうやって気持ちを込めるの?」

と聞くと、

「急ぐあまり道具を使ったら
ポンポン投げるように
置いているでしょう。

それが気持ちがないってことだよ。

道具をつくった人が見たらどう思う?」。
もう返す言葉がありませんでした。
そこから全国大会までの2か月間、
私は道具や物も人だと思って、
使ったら「ありがとう」って
言いながら置くようにしていきました。

ただ、常務は「自分で考えろ」
という感じで細かいことは
教えてくれない。
「気持ちを込めるにはどうしたらいいか」

って毎日考えていました。
ある日、お客様の動きをずっと見ていると、
答えが分かったんですよ。

※2か月後に開催された全国大会では
見事日本一の座を射止めた新津さん。

日本一に輝くために得た
気づきとは何だったのでしょうか。
本誌でチェックしてみてください!


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