≪私流『致知』の読み方≫

読者の皆様の声

『致知』は現在、教育の第一線で活躍される
先生方にも愛読されています。

ここで紹介するのは東京都の公立中学校の教壇に立つ
久田和義さんからお寄せいただいた文章です。

久田和義(公立中学校教師)

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※『致知』2017年12月号
※連載「致知と私」P66

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私が初めて『致知』の存在を知ったのは20年前のことです。
ある席で職場の同僚が「いい本がありますよ」と
興奮しながら一冊の本を見せてくれたのです。
それは神渡良平氏の『下坐に生きる』でした。
 
その時、中身をよく見させてもらったわけではないのですが、
不思議なことに私は直感的にその本が欲しくなり、
出版社を聞き、翌日には本屋に注文して取り寄せてもらいました。



恥ずかしい話ですが、その時まで私は致知出版社の存在を知りませんでした。
そして、その神渡氏の本をとおして私は
中村天風氏や森信三氏の著作を知ることになり、
その後、森氏の著書を貪るように読むようになりました。

当然ながら『致知』の定期購読もすぐに申し込みました。
 
私はそれまでも生きる上で大切なことを様々な読書をとおして学んできましたが、
致知出版社の本はそれらの学びにさらなる深さと広さを与えてくれました。
 
年齢的にはちょうど40歳になろうとしていた頃でした。
生きていく上で何を拠り所にすればいいのか、ぶれない軸が欲しい。
そんなことで迷っていた時期に『致知』に出逢ったことで、
まさに「不惑の四十」を迎えることができたという思いです。
『致知』の創刊理念を見ながら
「真剣に生きるための人間学」を自分自身のテーマにしようと思ったのです。

以後、『致知』がポストに届くのを楽しみにする生活が始まりました。
また、致知出版社からの新刊には必ず目を向ける日々が続いています。
さらに、致知出版社主催の講演会や記念行事にも多く出席させてもらい、
数え切れないくらいの感動と学びをいただいてきました。
 
毎月『致知』が届くと、私はすぐに本文を読まずに、
まずは表紙にある特集テーマを見て沈思します。
いまの時代、そしていまの自分にとってその言葉が持つ意味、
抱えている課題について考えるのです。
表紙を見るだけでも、居住まいを正される思いをすることすらあります。

『致知』を読みながら、私は印象に残った言葉や文にマーカーを引き、
さらにノートに書き写すことを習慣にしています。
そして、それらの言葉から得た気づきや学びを
日々の生活の中で活かせるよう心掛けています。



そのような言葉は『致知』のあらゆる場所に鏤められていて、
『致知』はいまや私の人間形成に欠かせない存在になっているのです。
 
申し遅れましたが、私は現在公立中学校の教員をしています。
これから先の時代を生きていく子供たちには学力だけでなく、
生きる力、そして人間力を身につけてほしいと思っています。

そんな思いを「学年通信」や「学級通信」の形で伝え続けてきました。
私自身が人生経験や人との出逢い、読書をとおして学んだこと、
感動したことを毎回1,000字から1,500字くらいの文で綴り、生徒たちに届けてきました。
多い年で年間200号を出し、今年で十八年目になります。

よりよく生きていくために人として大切なこと、
幸せに生きるヒントなどが一貫したテーマです。
そして致知出版社から出される書籍には、
それらの参考になる本が豊富にあり、いままでに何回も活用させていただきました。
 
読書好きの私にとって『致知』は私の読書の幅と奥行きを広げてくれた月刊誌です。
『致知』および致知出版社の書物を読むことで、
どれだけ視野が広がり、人間観が高まったことでしょう。
一方で年齢を重ねれば重ねるほど自分の無知を思い知らされます。
 
これからも『致知』を読み続けることで己の無知を戒め、
自分自身をさらに磨いていきたいと思います。

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