『致知 』特別企画!社員が語る「致知と私」Vol.9

社員の日常

『致知』特別企画 ≪社員が語る「致知と私」Vol.9≫

社員に致知出版社への入社のいきさつ、『致知』への想いを語ってもらう新企画、《社員が語る「致知と私」》。

入社2年目の社員発表も残すところあと2人となりました。最後まで楽しみにご覧いただければ幸いです

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「人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」

『致知』との出逢いは、まさにこの森信三先生の金言そのもののように思います。何年たってもこの思いが変わることはないでしょう。

 大学3年の冬、就職活動のタイミングで自分の人生を振り返り、これからの生き方について真剣に考えました。人生の分岐点で道に迷った時、大概答えは自分の中にあるものです。約1か月に及ぶ内省の期間を経て、国家公務員である父のように国のために働きたい、日本文化の精神を後世に残すことで国に貢献したいと考えるようになりました。そして、自分の中でそれが最も実現できる形が出版物だったのです。残すべき日本人の道徳心を出版物として後世に伝えることを仕事にしたい、そのような思いで就職活動を再スタートさせました。

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 ところが、いざ出版業界を回ってみると、その思いが実現できそうな出版社は思いの外見つかりませんでした。望みを失いかけていたところに出逢ったのが『致知』だったのです。

「いつの時代でも仕事にも人生にも真剣に取り組んでいる人はいる。そういう人たちの心の糧になる雑誌を創ろう」

 初めて『致知』の創刊理念を知った時、私は雷に打たれたような衝撃を受けました。古典、歴史、人物の教えから得た感動を月刊誌や書籍として世に出し、人間学を通じて富国有徳の国づくりに貢献する。心の奥底から求めていたものに出会ったのです。

 強く願ったその先に『致知』があり、創刊時から『致知』に携わる藤尾社長は、読者でも何者でもなかった私の話に耳を傾けて下さり、私は素晴らしいご縁を賜りました。返しても返しきれないご恩を受けた私にできることとは何か、問い続ける日々を送っています。

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 縁は純潔な努力によって活きていくもの――

 入社2年目となり、いま最も感じていることです。42年間、人間学の月刊誌として変わらぬ編集方針で歩んできた『致知』。致知出版社には本物の出版物を通して富国有徳の国づくりに貢献するという大義があり、そこには険しく、果てしない道が広がっていました。

 道は険しければ険しいほど、困難だと思えるほど誰も辿り着いたことのないところへ行けるのかもしれません。そう思うととてもワクワクするのです。この道を共に歩もうと手を差し伸べてくださったご縁を活かすために、自分が成すべきことと問い続け、これからも『致知』と共に歩み続けていきたいです。 

致知編集部 牧元梨花子

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