『致知 』特別企画!社員が語る「致知と私」Vol.11

社員の日常

『致知』特別企画 ≪社員が語る「致知と私」Vol.11≫

社員に致知出版社への入社のいきさつ、『致知』への想いを語ってもらう新企画、《社員が語る「致知と私」》。

本日は、入社4年目社員 管理部 水川朋美を紹介いたします。

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 『致知』と私の出逢いは小学生の頃でした。帰宅前に、必ず郵便ポストを確認するように、と祖母にしつけられていた私は、読み方はわからないけど、独特な表紙を飾った雑誌が定期的に届いていたのを知っていました。また昔から整理整頓が好きで、その独特な表紙の雑誌を年数年号順に並べたりしていたこともあったため、表紙の印象が幼い私の脳裏に焼き付いていました。その雑誌について、父親が一度だけ「いい本だから読んだ方がいい」と言ってくれましたが、結局一度も読まないまま、中学高校を卒業し、浪人生活を迎えました。

浪人生活では、両親からは心配され、社会からは断絶されたような立場にあり、全ての人から逃げるように予備校に缶詰めになっていました。先が読めず、そこからくる不安をかき消すように勉強していました。そういう極限の日々を送っている、自然と死ぬか生きるかの瀬戸際に立たされて、「生とは何か、死とは何か」、「人間は何のために生きているのか」、そんな疑問が浮かぶようになってきました。

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浪人を経て、晴れて大学生になった私は「人間とは?」の答えを探すように人間に関する書籍を読むようになりました。「ロボットやAIが進出してきている時代においても、人間が自尊心を失わずに誇りをもって生きていくためには何が必要なんだろう」と疑問に思い、「人間力」だと気づいていきました。その人間力の向上を直接的に事業としているのは、父親に幼い頃勧められたあの独特な表紙を飾る『致知』しかないと思いいたりました。そこから再び『致知』と出逢いました。就活生ではない大学2年の秋に致知出版社の説明会を受け、先輩社員のスピーチを伺い非常に感動したのを覚えています。大学3年の秋にもう一度説明会を受けました。一応、他の職種もみてからといろいろな説明会や面接を受けていましたが、春には致知出版社一本にしぼってアルバイトでもボランティアでもいいからここで働きたいと思い覚悟をきめました。本当にありがたいことに内定をいただき、今があります。

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振り返って、こうして致知出版社とご縁をいただいている原点には、父親が『致知』を購読していたこと、それはもとより、それ以上に私が社会人になるまでずっと『致知』をとり続けてくれたことにあります。お客様の中には、途中で定期購読をやめてしまう人がいますが、一番大事なのは目先のことではなく、一家に一つ人間学を学ぶ『致知』が置いてあること、しかも定期的に目に触れる環境があることこそが何よりも大事だと感じました。そういう大人の姿を子供は必ずみていますし、大人になった時に必ず気づくようになっています。私に限らず、こういう事例は世の中に沢山あります。『致知』の創刊理念は、いつの時代にも仕事にも人生にも真剣にとり組んでいる人の心の糧となることです。いつの時代でも必要とされ、永遠に変わることのない真理を説いている人間学誌は、世代を越えて人の心を養います。『致知』の人間学が次の世代に、そしてさらに次の世代にと継承されていくよう日々これからも自らを磨き高めて参ります。

 

管理部 水川朋美

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