『致知 』特別企画!社員が語る「致知と私」Vol.1

社員の日常

『致知』特別企画 ≪社員が語る「致知と私」Vol.1≫

 

緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常が戻りつつある頃かと思います。

弊社でもようやく通常通り業務が行えるようになり、今年の春に入社した新入社員も毎日元気よく出社しています。

今週から、新しく致知出版社の仲間に加わった社員を紹介します。
それぞれに《社員が語る「致知と私」》と題して、『致知』との出逢い、致知出版社への入社のいきさつを語ってもらいました。

毎日楽しみにご覧いただければ幸いです☺

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 私は就職活動を始めるまで、致知という名前すら聞いたことがありませんでした。就職活動をしている中で、自分が何をやりたいのかも見つかりませんでした。

 そんな私でしたが、一つ、情熱を持って人生を歩きたいという想いだけはありました。

 心が弱くて自分に負けることの多い人生でしたが、だからこそ情熱を持って生きたいという想いがありました。

 情熱をもって生きていきたいと想うようになった原点は、好きだったサッカーを中学の途中で辞めたことにあります。サッカーに夢中だった頃は、もちろん上手くいかないことや辛いこともありましたが毎日、充実していました。
 
 しかし、サッカーを辞めてからというもの、何もかも上手くいかず自分の殻に閉じこもってしまいました。それまでは普通にできていたのに、人に話しかけられても上手く返すこともできず、人と関わることが難しくなっていきました。それからは性格もすっかり変わり、家族にも心配や迷惑をかけていました。

 そんな自分を変えたくて、高校の途中から多くの人と話すように意識しました。大学ではもう一度何かに打ち込もうと弓道を始めました。弓道部に入った当初、辞めたいと思ったこともたくさんありましたが、続けていくうちに弓道が心から好きになっていきました。

 好きになってからは毎日道場に行って練習をしていました。全然結果が出なくてどうしようか悩んでいた時期も多かったですが、全く辞めようという気持ちは湧いてきませんでした。誰に言われるでもなく、湧いてきた情熱があったからだと感じています。

 塞ぎ込む前のように情熱を燃やせるようになってからは、不思議と多くのことが上手くいくように変わっていきました。人と話すこと、関わることも好きになれました。だからこそ致知出版社の伝えていることに惹かれ、入社を決めました。

 今でも人と話すことに不安が常にある臆病な私ですが、致知出版社の方々、周りの友人や家族に恵まれ毎日を過ごすことが出来ています。自分一人では生きていない、支えられて生きているのだと今では感じることが出来ます。   

 この想いを、情熱を、この先どのような道であっても、自分の弱さを抱えて歩いていきたいです。

致知営業部 瀬古 實

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