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『楽しみながら日本人の教養が身につく速音読』の本

楽しみながら日本人の教養が身につく速音読 楽しみながら日本人の教養が身につく速音読

齋藤孝
定価=本体1,300円+税

『楽しみながら日本人の教養が身につく速音読』とは?

「日本の伝統文化の中で、これは覚えておくとよい」と齋藤孝先生が考える言葉ばかりをギュッと一冊に集めました。 夢中で音読しているだけで、日本人に必要な教養がどんどん身についていきます。 脳の活性化に、子育てに、受験勉強におすすめします。

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ココがポイント!

POINT.1 日本人としての教養が身につく

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二十四節気、五行・十干、六曜、いろは歌……、耳にしたことはあるけれど、詳しくは知らない。説明できない。そんな「大人の必須教養」が楽しみながら身につきます。

POINT.2 受験に役立つ

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歴代天皇、歴代首相を網羅。『百人一首』まで、どどーんと全首収録。歴史の流れや人名が自然と覚えられます。各テキストの下に、豆知識が増える解説つき。

POINT.3 頭の体操になる

速音読を行うと、「頭がスッキリした」「気持ちよかった」という声がよく聞かれます。音読を速く行うと脳が活性化することは、脳科学でも実証されています。

収録作品全リスト

  • 【1】 二十四節気
  • 【2】 六曜
  • 【3】 五行・十干
  • 【4】 和風月名
  • 【5】 賀寿
  • 【6】 いろは歌
  • 【7】 五十音 (北原白秋)
  • 【8】 一番はじめは
  • 【9】 いろはかるた(江戸)
  • 【10】いろはかるた(上方)
  • 【11】数の単位1(大数)
  • 【12】数の単位2(小数)
  • 【13】元号
  • 【14】徳川家将軍十五代
  • 【15】歴代首相
  • 【16】古今和歌集 仮名序(紀貫之)
  • 【17】おくのほそ道1(松尾芭蕉)
  • 【18】おくのほそ道2(松尾芭蕉)
  • 【19】おくのほそ道 全俳句(松尾芭蕉)
  • 【20】東海道五十三次
  • 【21】四規七則(千利休)
  • 【22】武家の家訓(「三子教訓状」毛利元就)
  • 【23】商家の家訓1(近江商人・扇四呉服店の家訓)
  • 【24】商家の家訓2(近江・五個荘商人 二代目・中村治兵衛ノ家訓)
  • 【25】財閥の家訓1(住友家家訓)
  • 【26】財閥の家訓2(岩崎家家訓)
  • 【27】財閥の家訓3(安田善次郎翁の勤倹貯蓄談)
  • 【28】実語教
  • 【29】円周率
  • 【30】七十二候
  • 【31】論語「為政第二」
  • 【32】農民芸術概論綱要(宮沢賢治
  • 【33】独楽吟(橘曙覧)
  • 【34】五省
  • 【35】寿限無
  • 【36】風が吹けば桶屋が儲かる
  • 【37】北条政子の演説
  • 【38】白浪五人男(河竹黙阿弥)
  • 【39】偶成
  • 【40】独行道(宮本武蔵)
  • 【41】葉隠(山本常朝)
  • 【42】會津藩 什の掟
  • 【43】歴代天皇
  • 【44】良寛戒語
  • 【45】百人一首(小倉)

POINT.4 情感が豊かになる

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武家、商家、財閥の家訓、『おくのほそ道』全首、寺子屋の教科書『実語教』まで、音読中に思わず胸が熱くなる名文も。

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川島隆太先生もその効果を実証

音読や速音読が人間の脳にもたらす大きな効果について、脳トレの第一人者・川島隆太先生が実証データを基にコメントされています。

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「これまで素読が脳の機能を高める実証データをたくさん取ってきましたが、そこで分かったことの一つはできるだけ速く読むトレーニングの効果です。速く読むことで頭の回転速度が上がります。例えば、早口言葉のようなものを毎日やっていると、脳がつくり替えられるということが見えてきたんです」

「頭の回転速度と記憶の容量は、二十歳を過ぎると遅くなり、小さくなります。ですから、素読を速くやることは脳の機能の低下を食い止めるし、子供たちの場合は、発達期に脳の器が大きくなるわけです」

長年の指導体験から掴んだ究極の音読法

「速音読は決して文学の味わいを損なうものではありません。速く正確に流れよく読むために、頭は必死に内容をつかもうとします。次はどうなるのだろう、次の文章はどういうイントネーションになるのだろうと、脳 がフル回転するのです」

「速音読のトレーニングを積んでいくと、スムーズに文章が読めるようになります。その結果、テキパキと話せるようになりますし、一時間の速音読でも日本語力が驚くほど上達していきます。私は小学生たちに速音読 を教えていて、その前後で子どもたちの能力が飛躍的にアップするのを何度も見ています」

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対談風景の写真
以上、月刊『致知』2016年12月号 川島隆太氏&齋藤孝氏の対談記事より

著者紹介

齋藤孝

齋藤孝(さいとう・たかし)

昭和35年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法。 著書にシリーズ累計260万部を超えるベストセラーとなった『声に出して読みたい日本語』(草思社)など多数。本書『楽しみながら1分で脳を鍛える速音読』は、その長年にわたる音読指導の実践で得た「効果を高める音読法」のエッセンスを注ぎ込んだものとなる。

楽しみながら1分で脳を鍛える速音読

あなたの脳を楽しく鍛える名作文学テキスト55

書名 :
楽しみながら1分で脳を鍛える速音読
著者 :
齋藤孝=著
価格 :
定価=本体1,300円+税
体裁 :
B5判並製
素読のすすめ

速音読はこの対談から生まれた!

書名 :
素読のすすめ
著者 :
川島隆太・齋藤孝=共著
価格 :
定価=本体600円+税
体裁 :
新書判