本書は「武士たる者(男)の修養とは如何にあるべきか」を平易に説いた教訓書で、現代ビジネスマンや男子の生き方心得にも通ずる教訓に溢れている。幕末の志士たちが師と仰いだ吉田松陰——その松陰が説いた、気骨ある男になるための百訓。
大学生の弟の20歳の誕生日祝いに贈りました。松陰が亡くなったのは29歳。同じ20代に突入する前に、また、社会に出る前の学生時代に、この本は絶対に読んでほしい! と思ったんです。試験中にもかかわらず、すぐ読み通してくれたようで、「お姉ちゃん、ありがとう!何回も繰り返し読むわ」と興奮気味に電話がかかってきました。
(22歳・安西亜里彩)