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「致知と私」読者からのお手紙

致知出版社では現在、読者の皆様と『致知』との出逢いや、それにまつわる思い出を「致知と私」として募集しています。
『致知』によって人生に希望を見出した方、逆境を乗り越えた方、自己修養に励まれる方……ありがたいことに、寄せられるお手紙やメールは『致知』への感謝に満ちたものばかりです。
そのお手紙の一部を毎週、紹介させていただきます。

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健康に生きるには人間学が必要です

(静岡県 看護師 阿部静子さま)

旧年中はお世話になりました。
実はまだ現役の看護師でございまして元日は日勤で2日は夜勤の仕事でした。
休日出勤、夜勤者が不足してまして退職出来ない現状でおります。、

「人間学を学ぶ」ことは最高の字間との認識で生活している私には、
夫の存在が大変なものでした。
28才の時、1971年、36才の夫が胃筋の手術を受けました。
唯物思考の夫は人間死んでしまえば何もかも終しまいだと
天国の両親の供養も感じない人でした。
私は禅宗の家で育ちましたのでそれがとても気になっておりました。
幸い、再発もなく根治と言われました。

62才の時、肺腫瘍で手術、その翌年残胃に進行癌が、
もう手術は嫌と拒否しました,。
28年間に3回もの癌告知を受けた夫は、入院日の前日ジョギングから帰ると
「京都へ行くよ」と言うのです。知恩院へ行くとのことなので、
直ぐに両親の位牌を持ち先祖供養しました。

免疫力が上がったのだと思います。
2センチ以上の進行癌が{内視鏡的治療だけで再発もなく
11年もたったことに外科医は「こういうのを奇蹟というんだね」と仰います。
本人の気付きが最も大事なのですね。

「感謝はすべてを癒す」と言われますが、感謝とは理屈ではありません。
「人間学」を学び続けて生きることと生かされているごとへの感謝が出来れば
人間、苦しんで死なないと思うのです。
夫のお蔭で「人間」なるものをよ一く教えてもらいました。
これでもか、これでもかと「気付き」を、
天国から夫の肩を叩いていた両親があったのだと思いました。

「生活習慣病」はおそらく心の生活習慣が肉体に現われるのであって
「肉体は心の蔭」と言っている方も居られる程です。、
心の『癌』を消す為に人間学を学ぶのだと,思っております。
私は松原泰道さまと五木寛之さまの大ファンでして
『致知』誌をまとめて一冊の本になってしまいました。
超高齢の両親を抱えての生活にどれほど勇気を頂いているか知れません。
それも『致知』誌によるところで御座います。本当に素晴らしい月刊誌でございます。

数年前、「生きてなきやならないのも辛いのよ」と言われた
90才の女性が入院されてました。
「6人の子供が居ても私を側に置いてくれ.る子は居ない」と
老人保健施設へ入所となって93才で,昇天しました。
とても印象的です。
それを思うと義父母を看てくれている我が夫に感謝せずにはいられないのです。

父は昨年他界しましたが母を現在看てくれていますので有難いのです。
3度の癌告知を克服できたのは
お天.道さまと御先祖さまが守ってくれたお蔭と只只感謝でございます。
人体は医学だけではどうξこもならないものがあるのです。人間学が絶対必要です。

(2010年1月16日更新 正月に寄せられたお便りより)

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