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いまから 900 年以上前、平安末期に書かれた日本最古の兵書『闘戦経』。 当時は『孫子』が広く知られていましたが、「日本には日本の闘い方がある」という 思想のもとに大江匡房によって書かれたのが『闘戦経』でした。 その兵書を斎藤孝氏が現代社会に置き換え、特にビジネスマンが いかに戦うかをテーマに語ったのが『日本人の闘い方』です。

「心に武を秘めているか」に始まり「剛毅なる心を持っているか」 「臍の下に覚悟と気はあるか」など、 『闘戦経』が示す日本人の闘い方は「ただ勝てばいいというのではなく、 どのように勝つか、さらにどのように生きるかに及ぶ」というもの。

ではどのように闘うか。 『孫子』の言う「詭道」ではなく正々堂々と闘う―。 それこそが日本人の闘い方だと『闘戦経』は説いています。

これをベースに、古今東西の幅広い知識を持つ著者が 古典や人物を例に挙げながら、現代人、特にビジネスパーソンが いかに闘っていくべきかをわかりやすく解説していきます。

著者が「武の精神が 900 年にわたり我々の精神の根底にあり続けたことに 感動する」と語るように、本書の一言一言が我々の琴線に触れるでしょう。

日本人であるならば「心に武を秘めているか」と問いかけながら読んでほしい一冊です。

あなたビジネススキルをチェック!


『闘戦経』とは?

平安時代末期に成立したとされる日本の兵法書。 短い53の章から成り、現存する国内独自の兵法書としては、最古の兵法書である。 日本の伝統的な武の精神に則った戦闘の心得、 日本を守る戦略思想や人生を闘う指針がまとめられている。 古代から朝廷の書物を管理してきた大江家が伝え、 『孫子』の補助的兵書として、思想・精神・理念・心法を主に説き、 武士道精神の原点ともいわれてきた。 大正15年には海軍兵学校に寄贈され、戦前の海軍大学校でも 『闘戦経』を講義に用いたとされるが、 現在、その存在はほとんど知られていない幻の兵書である。

購入者限定!特典もプレゼント!(9月30日まで)

本書をお買い上げいただきました皆様に限り、無料ダウンロード特典「日めくり『闘戦経』」をもれなくプレゼントしております。 仕事、人生を勝ち抜く秘訣が記された『闘戦経』の言葉を日々の指針とし、体得するための必須アイテム。壁掛けカレンダーとしてお使いください。 詳しくは、本書に同封されているチラシをご覧ください。

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書店員さんからの推薦コメント

行動は起こさなければいけないが、私自身が私をつくる。 そして、初志を忘れず、自分と真剣に向き合い、正々堂々と私の闘いをすれば良いのだと。 そう思った時、気持ちが真っ直ぐになりました。

新しい年を迎え、今年からは、と自分を見つめ直す人、気持ちを切り替え、歩み出している人もいると思いますが、 著者がいうように問いかけながら読み進めることをおすすめしたい一冊です。

ぜひ、心の奥底にある武の精神に熱く響いて欲しいと思います。

(明正堂アトレ上野店 櫻井邦彦副店長)


日本最古の兵書『闘戦経』。 読み進めていく度に背筋が伸び 自分自身の内なる精神に 力が入ってくるようでした。 心にたっぷり栄養を与えてくれた1冊でした。

これからもう一度読み返し そして何度も何度も読み込んで この精神が少しでも自分のものになっていけるよう 日々精進したいと思います。

(岩瀬書店 ヨークベニマル福島西店 半澤裕見子店長)

著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう・たかし)

昭和35年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。
同大学教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。
専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法。
著書に『子どもと声に出して読みたい「実語教」』『親子で読もう「実語教」』『子どもと声に出して読みたい「童子教」』(いずれも致知出版社)など多数。

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