※このCDは平成25年7月~12月に開催した致知出版社主催『易経講座』の講演を収録したものです。
支那・周代の書。「四書五経」の筆頭に置かれる儒教経典の一つ。
書物としての歴史は古く、エジプトのパピルス文書と肩を並べる東洋最古の書物といわれる。
『易経』には時の変化を知り、禍の兆しを察し、いまにして未然に避けるが書かれている。
さらに禍を避けるのみならず、物事を見事に仕上げていく方法も書いてある、処世の智慧に満ち満ちた実用の書でもある。
「君子占わず」という言葉がある。これは荀子が「よく易を修める者は占わず」といったことに由来する。『易経』をよく学んだ人物は占わなくても先々を知り、行動の出処進退を判断することができるという意味である。
初めての方にもわかりやすく、興味深く、より面白く。
「超入門講座」を目指しながらも、レベルに落とさないように、どうすれば易経の大切なエッセンスが伝わるかを懸命に工夫、挑戦した講座です。
このCDからリーダーの要件を掴んでください。
【講師】竹村亞希子先生(易経研究40年!)
名古屋市生まれ。易経研究40年。東洋文化振興会相談役。(有)竹村代表取締役。
中国古典「易経」に基づいて、企業の社長や管理職にアドバイスを行っており、企業経営に携わる多くの人々から厚い信頼を得ている。
また、「易経に学ぶ企業経営術」「易経からみた成功と失敗の法則」などをテーマに全国で講演活動を行っている。
NHK文化センター「易経」講師。著書に、『人生に生かす易経』、『「易経」一日一言』(致知出版社)、『超訳・易経』、新刊に『リーダーの易経』(共に角川SSC)がある。