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【開催報告】一日セミナ「『安岡教学』に学ぶ」

安岡正篤セミナー
平成22年7月24日、都内にて一日セミナー「『安岡教学』に学ぶ」を
開催いたしました。

安岡正篤先生は、人間に一番大事なことは「徳性」であると説かれました。
精神性の欠如が問題とされる今こそ、安岡教学の真髄に触れることに
より大きな意義があります。

今回のセミナーでは、安岡教学を後世に伝えるべく、
安岡師を敬愛しその教えを引き継ぐ4名の講師をお招きしました。
安岡正篤

⇒安岡正篤とは

⇒安岡正篤師に関するサイト「安岡正篤一日一言」


第1講 「父に学んだ論語の心」 講師:安岡正泰氏((財)郷学研修所 安岡正篤記念館理事長)

安岡正泰氏 安岡正泰氏

安岡正篤師のご次男である安岡正泰氏。
身内ならではの、安岡正篤師、安岡正篤師に関わる人々の
エピソードを聞かせていただきました。
生前、安岡正篤師は「現在は天変地異人妖の時代である」と
危惧されていたといいます。
それは現代にも当てはまることです。 しかし、最近安岡正篤師の本が再びよく読まれるようになり、
「最後は人間にいきつく」ことに気付く人が増え、
人間教育の大切さが見直されてきたのではないか、と 正泰氏はおっしゃいます。

第2講 「安岡教学の淵源―その不易なるゆえんを尋ねて」 
講師:荒井桂氏((財)郷学研修所 安岡正篤記念館副理事長兼所長)

荒井桂氏 荒井桂氏

社会・国家の混迷の深い時ほど、
指導的立場にある人の精神的拠りどころとなり、
指南役となり続けてきた硯学・安岡正篤師。
その不易性・普遍性のゆえんは何か。

荒井桂氏は、安岡師が求めた古哲の教えと、
安岡教学は実践的人間学、活きた人物学であるから、
時間と空間を超えた説得力があるのだと論じられました。

第3講 「師縁に思う―出逢いと学んだこと」 講師:牛尾治朗氏(ウシオ電機会長)

牛尾治朗氏 牛尾治朗氏

安岡師は、思考の三原則として
一、目先に捉われずできるだけ長い目で見ること、
二、物事の一面に捉われず、多面的・全面的にみること、
三、枝葉末節に捉われず、根本的に考えること、
を挙げています。

面授の弟子である牛尾治朗氏は、そのような安岡師の言葉の数々を、
当時のエピソードを混じえながら解説してくださいました。

第4講 「安岡正篤師―心に残る言葉」 講師:藤尾秀昭(致知出版社社長)

弊社社長・藤尾秀昭は、
安岡正篤師の若き日の読書内容、研究内容を紹介し、
師の深淵な精神が形成された背景を考察しました。

また、弊社開催「社内木鶏会」「木鶏クラブ」の名前の由来である「木鶏」の故事、
慢心を戒める「野狐禅」の説話等についても、講話いたしました。

茶話会の模様

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【対談】教学を先とす―安岡教学の普及に懸ける思い
牛尾治朗(ウシオ電機会長)&安岡正泰(郷学研修所 安岡正篤記念館理事長)

⇒誌面イメージをみる(PDFファイル)


安岡正篤とは

昭和の名宰相とされる佐藤栄作首相から、中曽根康弘首相に至るまで、昭和歴代首相の指南役を務め、さらには三菱グループ、東京電力、住友グループ、近鉄グループ等々、昭和を代表する多くの財界人に師と仰がれた安岡正篤(1898年~1983年)。
安岡正篤氏は、その東洋学に裏打ちされた該博な知識と人物としての魅力によって、日本のトップ・リーダーたちに、わが国の進むべき道を、常に指し示してこられました。

◆「平成」の元号の考案者◆
安岡正篤氏は昭和20年8月15日、昭和天皇によるいわゆる「玉音放送」で発せられた「終戦の詔勅」の草案作成にもかかわり、また「平成」の元号の考案者でもありました。まさに日本の歴史をつくられた大碩学でありました。 しかし安岡正篤氏の本当のすごさは、その人格が慕われ、没後23年たった今日にしてなお、安岡氏の人徳、人柄を慕い、私淑する人が多いということです。 今日的な言葉でいえば、その「人間力」が、死してなお、多くの人たちに深い感化の力を持ち、影響を及ぼしているということです。

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