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【緊急応援企画!】岡田武史監督の勝負哲学②

(2010年06月23日)



※前回好評だった「岡田武史監督の勝負哲学.1」はこちら
   → http://www.chichi.co.jp/news/toppage/2022.html


※誌面イメージ(PDF)がご覧いただけます



岡田: 中田英寿が代表の時、僕の打ち出した方針に対して
「いや自分はこういうサッカーをやりたい」
と言ってきました。

「分かった。ただ、俺は監督として全責任を負って
こういうサッカーをやる。
おまえに力があることは分かっているから、
従ってくれたら嬉しい。
だが、おまえがどうしても納得できないというのであれば、
残念だが諦めるから出て行ってくれ」

というスタンスで話しました。
その時、肩を叩いて
「頼むからやってくれ」
とやったら、これチームにならないんですね。

僕らの仕事は決断なんです。
で、正解がないんですよ。
この手を使うか、それとも別の手を使うか。
こっちを使えば勝率何%って絶対でないです。

しかし、だからって最初から感覚でやると大体失敗します。
とことん苦しんで考え抜かないといけない。

こうしたらどうだろう。
相手がこう 来たらどうしよう。

でも、最後はどこかでエイヤッと決断しなきゃいけない。
その時、メチャクチャ勇気が要るわけですよ。
全責任を負って一人で決めなきゃいけない。
やっぱり孤独で怖いですよ。

そのエイヤッが外れた時は惨めですからね。
しかしこのエイヤッができないと、
チームがズルズルと負けに向かっていってしまう。

最後の最後の勝負どころなんです。

   

先発に誰を選んで、どんな作戦をしいて、
途中には誰と誰を交代させて……。

監督をはじめ、あらゆる職業において
リーダーの仕事とは決断すること、と言ってもいいかもしれません。
今夜はいよいよ決勝トーナメントをかけて
強豪・デンマークと対決です。
国民の期待を一身に背負ってピッチに立つ岡田JAPANを
『致知』もかげながら応援しています。

岡田武史監督からいただいた『致知』推薦文
私と『致知』との出会いは、友人がたまたま送ってくれた一冊でした。
それから、チームが勝てなく悩んでいる時や、決断に迷っている時など、
何度『致知』に助けられたことだろう。
とは言っても、『致知』が勝てる方法を教えてくれるわけでもなく、
決断の指標を示してくれるというわけでもありません。
そういう時の私は、視野が狭くなり、根本的な大切なものが見えなくなっていて、
枝葉末節のことを考えすぎていることが多いのです。
頭ではわかっているのですが、当たり前であるが不変の原理原則のようなものが
見えなくなっているのです。
それを『致知』が、目を開かせてくれるのです。
そして、自分の弱さ愚かさに気づかせてくれるのです。
ありがとう。

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