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2012年3月号:特集
「常に前進」

2012年03月号INDEX : 編集長から | 目次 | ピックアップ記事 | 今月の名言

『致知』2012年3月号


※電子ブック(30ページ)が開きます。開くまで少しお時間がかかる場合がございますが、
『致知』今月号の概要がよくわかる充実の内容ですので、ぜひご覧ください。



百五十億年前、ビッグバンによって誕生した宇宙は絶えざる創造進化を繰り返し、今日の姿になった。だが、宇宙は現状で静止しているのではない。いまも膨張し続けている、と宇宙科学者たちはいう。宇宙はなおも前進し続けている、ということである。
宇宙は己の存在を知らしめるために人間を創った、という。宇宙に抱かれて生み出された人間もまた、それ自体が一個の小宇宙である。ならば、人間もまた常に前進し続ける使命を宇宙より課されているように思われる。

『論語』泰伯第八に次の一節がある。
「士は以て弘毅ならざるべからず。
任重くして道遠し。仁以て己が任と為す。また重からずや。
死して後已む。また遠からずや」
士は度量が広く意志が強固でなければならない。それは任務が重く、道が遠いからである。仁を実践していくことを自分の任務とする。なんと重いではないか。全力を尽くして死ぬまで事に当たる。なんと遠いではないか。
曽子の言葉である。曽子は孔子の姿を思ってこの言葉を発したのではないか。事実、孔子はまさにこのように、その生涯を生きた。

釈迦もまた、八十歳で病に伏すまで、熱砂の中を前進し続けた。

・・・


※続きは本誌9ページで

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