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2010年5月号:特集「精進の中に楽あり」<ご好評につき完売いたしました>

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『致知』2010年5月号

名人達人と言われる人たちがいる。
そういう人たちには共通した資質がある。
それは対象と一体になっている、ということである。
鉄砲撃ちの名人は遠くの獲物も一発で仕留める。
弓の達人も的のど真ん中を射抜く。
狙った対象と一体になっているからである。

そういう腕はどこから生まれるのか。
自分の仕事と一体になるところから生まれる。
寝ても覚めても仕事のことを考える。修練する。鍛錬を重ねる。
その絶え間ない繰り返しが、いつしか人を対象と一体化する高みに押し上げるのだ。

それは苦しく辛い営みだろうか。
そうではない。名人達人の域に達した人たちが等しく抱く感慨がある。

「精進の中に楽あり」

人生の真の楽しみは、ひたすらな努力、精進の中にこそ潜んでいるということである。
それはレジャー、娯楽から得る安逸な楽しみよりもはるかに大きく深い、
人間の根源から湧き起こる楽しみである。
その楽しみを知っているのが名人達人である、とも言える。

※続きは本誌p.7で

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