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2009年11月号:特集「知謀、湧くが如し」

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『致知』2009年11月号

日露戦争の帰趨を決した日本海海戦。
当時屈指の戦力を誇ったロシアのバルチック艦隊を破った
海軍大将・東郷平八郎には、大切にしている座右の銘があった。
「知謀、湧くが如し」である。

戦場では常に予期せぬ事態が起こる。
だがいかなる場合にも、将たる者、泉のように知恵を湧かせ、
局面を打開しなければならない。
東郷は自らにそう言い聞かせていたのだろう。

これはリーダーに必須の心得であり、条件である。
歴史はそのようなリーダーの事例に満ちている。
いまNHKで放映中の大河ドラマ『天地人』の主人公・直江兼続も
知謀の人である。

兼続は人を魅了する何かを備えた人物であったらしい。
幼少期は上杉謙信に愛され、薫陶を受けた。
長じては太閤秀吉に気に入られた。
兼続が仕える上杉家が越後から会津に転封された時、
石高百三十一万石のうち、兼続は特に米沢三十一万石を与えられている。
陪臣にしては破格の扱いである。


※続きは本誌P7をご覧ください。

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