2009年10月号:特集「人を植える道」
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松原泰道先生が亡くなられた。七月二十九日、午前十一時半。
二十六日は毎月恒例の会で説法されたという。これが泰道先生最後の説法となったわけである。
その後、やや変調をきたして二十七日に入院。だが、ほどなく回復されて退院となり、ご自宅へ。「ビールが飲みたい」と言われ、そのまま文字通り眠るが如く旅立たれた。
満百一歳八か月。求道説法に生きた偉大な生涯であった。
訃報は三十日の新聞で知った。急ぎ所用を済ませて夕刻に龍源寺に駆けつけ、ご遺体と対面した。
美しかった。成すべきことを成し遂げた──そういうお顔であった。
ご遺体の傍らに、「遺詞」と題する色紙が置かれていた。
《 私が死ぬ今日の日は
わたしが彼土でする
説法の第一日です。
衆生無辺誓願度
佛道無辺誓願成 平成十六年元旦誌之 》
「人の心に光を灯す説法をしたい。そのために生きている間は学び続けたい」
今年一月二十四日、『いまをどう生きるのか』(松原泰道・五木寛之共著)の出版記念講演会の打ち合わせをしていた時、泰道先生が言われた言葉が蘇ってきて、胸に熱く迫るものがあった。
※続きは本誌P7をご覧ください。








