2009年9月号:特集「一書の恩徳、萬玉に勝る」
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一日の学問 千載の宝
百年の富貴 一朝の塵
一書の恩徳 萬玉に勝る
一言の教訓 重きこと千金
このほど出版された越智正直氏の著書『男児志を立つ』に
この七言絶句が紹介されている。
鎌倉末期の禅僧・夢窓疎石の作である。
僅か一日の浅い学問であっても、
自分の身につけば永遠の実りとなって残るが、
百年の年月をかけて蓄積された大きな財産でも、
学問と違って僅かの間に灰燼に帰してしまう。
意義ある一冊の本から受ける恩徳は、
多くの宝玉よりも大きく、
師の一言の教訓の貴重さは千金の重さに匹敵する。
そういう意である。
一読、深く心に沁みるものがある。
それは、人生の深みを極めた疎石という人の
凡庸ならざる所以でもあろうが、すぱっと断ち切ったような言葉を
簡潔に積み重ねる漢詩ならではの魅力でもあろう・・・・・・
※続きは本誌P7をご覧ください。








