2009年1月号:特集「成徳達材」<ご好評につき完売いたしました>
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徳を高め、大成させる。これを成徳という。
能力を錬磨し、上達させる。これを達材という。
人は何のために学ぶのか。安岡正篤師は言っている。
学は己の為にす
己を為むるは安心立命を旨とす
志は経世済民に存す
志を遂ぐるは学に依る
学に依って徳を成し材を達す
成徳達材を立命とす
人は自分を創るために学ぶのだ。そして、人生のあらゆる艱難辛苦にあっても動じないように、自分を為めていく。自分を創るのは利己のためではない。世のため人のために自分を役立てるためである。自分を役立てるには、自己の徳を大成し、自己の才能・能力を錬磨、向上させていかねばならない。それが学の本質である。成徳達材することによって、よりよき運命を創っていくのだ──安岡師の言葉は明解である。
「人々貴きものの己に存在することを認めんことを要す」──人々は貴いものが自分の中に存在することを認める必要がある、と吉田松陰は言っている。その尊いものに気づき、それを発揮していくことこそ、人としての道だ、ということだろう。
松陰に先立つ二百年前、中江藤樹はこんな言葉を残している。
続きは本誌で…。










