2007年10月号:特集「人生の大則」<ご好評につき完売いたしました>
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このほど『二宮尊徳一日一言』『修身教授録一日一言』が上梓された。一日一言シリーズはこれで六巻になる。
六人の先哲の語録編纂を終えて、しみじみと湧き上がってくる感興がある。六人の人生の達人の言葉は、煎じ詰めれば一に帰するという思いである。その一とは何か。それは
花は香り
人は人柄
これである。見た目にいくら華やかで艶やかでも、造花には真に人を引きつける魅力はない。人もまたいくら実力があっても、傲慢で鼻持ちならない人に人間的魅力はない。
まず自分を創ること。自分という人間を立派に仕上げること。そして、徳の香る人になること──六人の先哲がその生涯を通して語っていることは、その一点に凝縮される。これこそ人生で一番大事な法則、これを遵守すれば人生は絶対に大丈夫という原則、すなわち人生の大則であろう。
では、どうすれば自分を創ることができるのか。六人の先哲の言っていることは、概ね次の三つに集約されると思う。
一つは、人生に対して覚悟を決めること。覚悟を決めない限り、真の人生は始まらない。先哲は繰り返しこのことを説いている。
沖縄の漁師が言ったという。
「遠洋の漁場に出ようと決めると、風が起き、帆がざわめき、波が立ってくる。だが、まだ覚悟が決まらない船には風が起きんのよ」
人生もまた然りである。
続きは本誌で…。










