2006年4月号:特集「根を養う」 【ご好評につき、完売しました!】
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根は大事である。
植物が生き生きと生育していくのに欠かせないのが根である。土中の目に見えない働きがあって花は咲き、葉は生い茂る。
人間も然りである。人が人生という時間軸の中で自らの花を咲かせていくには、根がなければならない。根を養っていない人はいささかの風にも傾き、倒れる。
植物も人間も自然の摂理の前には等しく、平等である。
「八風吹けども動ぜず天辺の月」
という禅の言葉がある。八風とは人心を動揺させる八つの障害のことである。
利・衰(り・すい 利益を得る・失う)
毀・誉(き・よ 陰でそしる・ほめる)
称・譏(しょう・ぎ 面前でほめる・悪口をいう)
苦・楽(く・らく 心身を悩ませる・喜ばせる)
心の根をしっかり養っておくことの大事さを、強風の中でも微動だにしない天の月に譬えて、禅者は見事に詠じている。
では、人間の根はどうしたら養えるのだろうか……。
※本誌ではこの後が続きます










