2006年2月号:特集「感謝報恩」 【ご好評につき、完売しました!】
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宇宙は百億くらいある。その百億の宇宙の一つがわが地球の属する銀河系宇宙だということは以前、この欄で書いた。
銀河系宇宙の大きさはほぼ分かっている。楕円形で光の速度で直径が十万年、厚さが一番厚いところで八千年かかる距離だという。あまりのスケールに言葉もない。
その宇宙の中で地球だけに生命が宿されている。宇宙から見た地球はものすごく美しいと宇宙飛行士たちは口を揃える。地球に住む生命体が発するオーラが、地球を美しく輝かせているのに違いない。
その地球に住む生命体に宇宙は等しく天敵を与えた。天敵がいなければあらゆる生命は増長し、蔓延、跋扈する。それは調和を愛する宇宙の心に反するということだろう。
ただ、限りない生命体の中で人間にだけ天敵がいない。なぜか。長い間の疑問だったが、ある時思い至った。人間の天敵は外ではなく、心の中にいるのだ、と。
人間を襲い、蝕む天敵。それは心の中に巣くう不平不満である。事あるごとに湧き起こってくる不平、不満、愚痴こそ、人間を滅ぼす天敵である。
※本誌ではこの後が続きます










