ある母の『致知』の生かし方
Q:『致知』との出会いは?
田舎の叔父が熱心に読んでいまして、まずは地元にいる母が定期購読を始めました。大学時代、帰省すると家にあって、パラパラと拾い読みをしている程度でしたが、
東京で就職が決まり、最初は叔父から就職祝いとして一年間プレゼントしてもらい、
次から自分で定期購読をしています。
じっくり読んでみると、仕事に対する心構えも充実していましたが、
農業のこととか、それ関連して食事のこととか、
あるいは学校の先生が語る教育問題とか、
結構いろいろなジャンルの記事があるんだな、というのが最初の印象でした。
中でも一番感心を持って読んだのは、育児を中心とした教育関係の記事ですね。
やっぱり自分が将来結婚して、家庭を持ち子供を育てていく時に生かそう!
と思っていましたから。
Q:いま実際お子さんが生まれ、育児にどう生かされていますか?
一番心に残っているのは、2009年の2月号に「家庭はこうして再建された」という記事があって、その中に「最近は子供を“人に迷惑をかけない”ように育てたいと言うけれども、
本来は“人に役立つ”子供に育てなければいけない」という言葉がありました。
ちょうどお腹の中に子供がいた時期で、
「ああ、そうなんだ! そういう方向で子育てしていけばいいのか」と、
自分の中に子育てに対する一つの指針ができました。
いま、世間ではものすごい数の育児書や育児雑誌が出ていますが、
そのほとんどが「こういう運動をすれば脳が発達する」とか
「こういう食事がいい」とか、いわゆるノウハウ本です。
もちろんそういうのもすごく参考になるんですけど、
親になって強く思うのは、
「子供に人として一番大切なことを教えるのが親の務めだ」
ということです。
近くに親や祖父母がいれば子供の人間的な部分も導いてくれるのかもしれませんが、
夫婦二人のところに初めての子供が授かったばかりで、
「これが人として正しい!」と自信を持って教えられることって少ないんですよね。
その中で毎月の『致知』の中で出会う人たちの教えが、育児の指針になっています。
Q:新生児のお母さんは、どんな時間に『致知』を読んでいますか?
たぶん市販の雑誌なら「忙しいから今回はいいや」と思って、次第に買わなくなっていくと思います。
『致知』は私がどんな状態でも家に届いて、
表紙の人が「さあ、読みなさい」とプレッシャーを掛けてきますから(笑)、
わずかな時間ができた時にページをめくっています。
とても全部は読み切れないですが、部分的にでも読んで、
子供が大きくなった時に人間としてのあり方を伝えられるよう、
自分の中に蓄積している感じです。
だから多分、定期購読というのは忙しい人、 時間のない人にほど向いている
と思いますよ。
⇒ある営業マンの『致知』の読み方~自分にないものを『致知』から借りる~









