『スイッチ・オンの生き方』著者インタビュー:村上和雄氏
『スイッチ・オンの生き方』 【38億年の歴史がつまった遺伝子】
村上和雄・著 1,260円(税込)
月刊『致知』の連載でもお馴染み、遺伝子研究の第一人者・筑波大学名誉教授の村上和雄氏の最新刊。発売以来、村上氏のラジオ出演が大きな反響を呼ぶなど話題となり、読者から次々と感動の声が寄せられています。
本書に、50年にわたる研究成果のエッセンスを凝縮した村上氏に、その思いを伺いました。
本書への思い
「私たちの生命を生かすため、細胞の中で絶え間なく活動している遺伝子には、世代を超えて情報を伝達する働きがあります。
その世代というのは、ずっとさかのぼって最初の生き物にまでたどり着くことができる。つまり、私たちの遺伝子には、地球の生命誕生の瞬間から今日に至るまで、約38億年の歴史が刻まれています。私たちは、38億年を生き抜いた勝者といえるのです。
いまここに生きていること自体がものすごいこと。私たちは、素晴らしい可能性をもって生まれてきた奇跡的な存在なんです」
誰でも自分の金メダルを取れる
「私たちの遺伝子は、実にその98パーセントは眠ったままにあります。それを目覚めさせることができれば、ノーベル賞は取れないけれど、誰でも自分の金メダルを取ることができる。
本の中に紹介しましたが、JR福知山線の事故で瀕死の重傷を負った順子さんに起きた奇跡が、それを物語っています。
彼女のお母さんが偶然私のラジオ放送を聴き、『人間の思いが遺伝子のスイッチをオンにする』という言葉に元気づけられました。そして、順子さんの遺伝子が目覚めるよう、『順ちゃん、順ちゃん、奇跡を起こそうよ』と言い続けた。
するとその思いが通じ、三か月ほどして順子さんは意識を取り戻したんです。いまでは、次のパラリンピックの出場を目指し、水泳の本格的トレーニングに励んでいます。
私は、ぜひ皆さんにも眠っている遺伝子を目覚めさせていただきたい。人間は、いつでも生まれ変わることができるのです。
38億年受け継がれてきた生命です。人と比較するのではなく、自分の金メダルを取る人生を送ってほしいと願っています」
◇ ◇ ◇
将来に夢や希望を持ちにくくなったといわれる現代社会。
本書で遺伝子のスイッチをオンにして、無限の可能性を開くコツをつかんでください。








