お寺にはこんな修行もある


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致知出版社の「人間力メルマガ」 2016.12.20


比叡山の「三大地獄」と呼ばれる
行の一つに看経(かんきん)行があります。

この行を終えた
高山良彦(りょうげん)さんに、
修行の様子を振り返っていただきました。


────────[今日の注目の人]───

☆ 「看経地獄」を遂業して見えてきたもの ☆

高山 良彦(比叡山延暦寺一山・戒光院住職)

※『致知』2017年1月号【最新号】
※特集「青雲の志」P34

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天台宗の総本山である比叡山には
「三大地獄」と呼ばれる
厳しい修行があります。

無動寺の「回峰地獄」、
浄土院の「掃除地獄」、
そして私が最近まで当執事を務めていた
元三大師堂(四季講堂)の「看経地獄」です。


(中略)


そこで行われる看経行を
ひと言で述べれば、
膨大な経典や修法を三年間、
毎日朝昼晩と読み行じ続ける、
というものです。
 
この日課勤行の他にも、
論義、護摩供など
決められた行法があり、
それをその日のうちに
終えなくてはいけません。


自坊住職としての務めもあります。


大変な日々ですが、
「看経」の言葉が示すように、
先師たちは経に込められた
思いを看ることで、仏の心に
近づくべく精進を重ねられたのです。

起床は午前2時。

身支度を整えて
静まり返った広い大師堂の
本堂にただ一人座り、
『法華経』をはじめとする諸経典を
一心に読み進めます。


ご本尊と向き合う時間が続き、
距離感が縮まってきたと感じた頃、
ふと気がつくと障子の向こうで
空が白々と明け始めたのが分かります。

小鳥の囀る声も聞こえます。

こうして決められた
日課勤行を終えるのは、
午前6時頃でしょうか。


日課勤行が終わると、
次に待っているのは……




※「看経地獄」とぱどのようなもので、、
 高山さんはこの厳しい行をとおして
何を掴まれたのでしょうか。
 続きは誌面をお読みください。

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