あの「小山ロール」の生みの親


圧倒的な人気を誇る「小山ロール」。
兵庫県三田市のお店でしか買えないとあって、
店にはお客さんが絶えません。
そんな小山ロールの生みの親、
小山進さんが考える一流の条件とは。

小山 進(パティシエ エス コヤマ オーナーシェフ)
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※『致知』2017年10月号
※特集「一剣を持して起つ」P50

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──小山さんは、一流の職人に求められる条件をどのように考えられますか。

僕たちの世界で言えば、唯一無二のオリジナリティーの
あるものをつくれるかどうかが一流になる上での大前提だと思います。

さらに世に発表して市民権を得ていくこと、
文化を動かしていくことも大事な要素になってきますね。

創り手として、生み出したものの
コンセプトや本質などは、いくらでも語れます。

だから一緒に仕事をさせていただくクリエイターの皆さんにも、
いつでも熱く説明できるし、納得もしていただける。

それに一緒に仕事ができる方々は自分が将来なりたかった
グラフィックデザイナーやミュージシャンなどで、
まるで自分がその仕事をやっているかのような気分になっています。



一流というのは、このようにして相手に喜ばれる
魅力的な文化をつくると同時に、
その楽しさを後から来る人たちに伝え、
道をひらいてあげられる人のことかな、とも思っています。

あとはやっぱり自信ですかね。

──ああ、自信。

「自分はこれくらいでないと気が済まない」


と自分のクオリティーを高める努力をすることです。

人が99%反対しても「自分はこうだ」と勇気を持って言う。

少なくとも僕はそれができます。

そういう人を育てていかないといけないと思っているんです。

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