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集中力を身につける簡単な方法

音読を学校教育に取り入れ、
子供たちの学力向上や
学級づくりにも大きな効果を
上げている小学校教諭・山田将由さん。

日々実践されている
「速音読」の手応えとは──

────────[今日の注目の人]───

☆ 集中力を身につける簡単な方法 ☆

山田 将由(神奈川県公立小学校教諭)

※『致知』2017年9月号【最新号】
※特集「閃き」P40

───────────────────

私はもともと、『致知』でも
お馴染みの齋藤孝先生のファンで、
先生の本を通じて音読の
素晴らしさを知りました。

教員採用試験を受ける時も、
先生の本に抜粋してあった
『走れメロス』『学問のすすめ』
『草枕』を音読してから
勉強に取りかかっていたんですが、
短時間でかなり集中力が
増すのを実感していました。

それから、東北大学の川島隆太先生が、
音読は脳を活性化させることを
科学的に実証されたこともあって、
音読の効果には確信を持っていたんです。

ですから、私は教職に就いて
今日まで11年、
「声づくりによる学級づくり」を
テーマに子供たちの指導に
取り組んできたんです。

(中略)

そのために私はこれまで、
音読用の教材を自分でつくるなど、
試行錯誤を繰り返しながら
実践してきましたが、今年になって
齋藤孝先生の

『楽しみながら1分で脳を鍛える速音読』

が発刊されたのを読んで、
この速音読を実践すれば、
子供たちもさらに意欲を持って
音読に取り組んでくれるに
違いないと感じまして、
早速日々の音読指導に
取り入れているんです。

──速音読の手応えはいかがですか。

速音読は、指定された範囲を
できるだけ速く読む音読法ですが、
速く読もうとする中で、
素早く言葉のまとまりを
掴むことができるようになり、
また読む範囲の少し先を
見る力もつきます。

速く読めるようになると、
普通の速さで読む時に余裕を
持って音読できるようになりますし、
脳科学的にも速音読は前頭前野を
活性化させる度合いが高いそうで、
短い時間で集中力や学習意欲を
引き出せるのを感じています。

それから、速音読では
読んだ時間を記録します。

継続することで時間が短くなり、
成長を実感できるのがいいですね。

成長の記録が残るというのは
とても大切なことで、
継続実践に役立つと思います。

それにこの

『楽しみながら1分で脳を鍛える速音読』

には、素晴らしい名文が
たくさん紹介されていますから、
例えば一週間ごとに読む
場所を変えるなどして、
年間をとおして体系的に
実践することも可能です。

とても画期的なテキストを
出していただいて感謝しています。

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