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劣悪な倉庫勤務で経営を学ぶ

大阪府に本社を置くシップヘルスケアホールディングス。
会長の古川國久さんは高校卒業後、
倉庫勤務や営業などを経て独立し、
同社を一部上場企業に育て上げられました。

古川さんは厳しい倉庫勤務で経営の基礎を学んだといいます。
その経験とは?

古川 國久(シップヘルスケアホールディングス会長)
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※『致知』2017年10月号
※特集「自反尽己」P56

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私は高校を卒業するとレントゲンフィルム卸などを
手掛ける会社に入りました。

この会社は家具や空調設備の代理店もやっていて、
配属先は大阪にある倉庫でした。

注文に応じてスチール家具や冷暖房器具を組み立てるのですが、
夏はサウナのように暑く、冬は氷点下を下回る劣悪な環境だったんです。

「新見から出てきて、自分は何をやってるんだろう」

とやけになっていたのですが、ある先輩から

「倉庫にいれば、注文から在庫管理、
 財務や経営まで何でも分かるようになる」

と教えられ、目が覚める思いがしました。

仕事に本気で没頭するようになったのはそこからですね。

私はいまでも、この倉庫で経営の基本を学んだと思っています。
 
一年以上経った頃に営業に配属になり、
そこで実戦を積み重ねてトップ営業マンになり、
後には社内ベンチャーとして立ち上げた
医療設備事業部も成功させることができました。

だけど、社内には私の改革を快く思わない幹部もいて、
1992年、47歳の時に独立を決意したんです。
 
最初は医療系コンサルタントとして一人でやっていくつもりでしたが、
最終的には私と一緒にやっていた47人の仲間が会社を辞めて
ついてきてくれましてね。

彼らを食べさせなくてはいけないこともあって、
皆で資本金を出し合い設立したのが、
いまの会社です。……

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